いつもはアッシュテイルをはじめとした数々のクソゲー神ゲーの記事を書いている私ですが、今回は少し違う記事を書こうと思います。それは「新型コロナ体験記」です。
私1月27日(水)に新型コロナウイルスの陽性となりました。妖精じゃないですよ?陽性です。ふざけている場合ではない?いやはや失礼しました。ちなみにこの文章は療養中のホテルから書いています。
せっかくブログという媒体をやっているわけですから、コロナの症状が発症するまで、発症からPCR検査まで、そして陽性判明後の生活を「新型コロナ体験記」という形で記録しておこうと思います。「あ~コロナにかかるとこんな感じなんだなぁ」というのを少しでも知ってもらえると幸いです。
なお、私は医療従事者でもなければ詳しい医療知識を持っているわけでもありません。また新型コロナウイルスは未だわからないことだらけと聞いています。いろいろと私の身に起こった症状を書きますが、似たような症状を発症した場合は、かかりつけ医や然るべき機関に相談し指示を仰いでください。記事の内容はあくまで私個人の場合という前提でお読みくださいませ。
まずは自己紹介
といっても合コンでするような話はしませんよ?
よくメディアでは「高齢者ほど重症化しやすく、若者は軽症で済むことが多い」など年齢で区切られて語られることが多いです。そのため、症状を伝える前に私の属性をお伝えしておこうと思います。
- 性別:男
- 年齢:27歳
- 疾病歴:小児喘息(現在は回復済み)
余談ですが、よくゲーム内やツイッターで「女性ですよね?」と言われますが男性です。いやーこんなやばい女性がいたら怖いでしょ、サイコパスですよサイコパス。
年齢でいうといわゆる「若者」の部類に入ります。多くが軽症で済むといわれる範疇の人ですね。
過去小児喘息を患った経験もあります。今は回復していますが、気管支は弱いほう。いわゆる基礎疾患持ちに該当する可能性があります。
1月19日(火):鼻水と喉の痛み、くしゃみが出てくる
最初に身体の不調を感じたのは1月19日(火)でした。
朝起きると鼻詰まりと喉の痛みを感じました。また生活をしていても鼻水がずるずる出てきます。
「あ~これあれだ、花粉症が今年も来たわ」
私は万年春先の花粉症に悩まされていました。ちょうど前日の夜のニュースで「都内は明日から花粉が舞い始める」と言っていたことを思い出し、今出ている症状が花粉症だと思ったのです。
実際症状も完全に花粉症のそれで、鼻水やその鼻水を吸ったことによる喉の痛み、そしてくしゃみや微妙な倦怠感などでした。唯一例年と違ったのは夕方から熱が出始めたこと。測ってみると37.5度と微熱。ちなみに私の平熱は35.5度と低めでして、37.5度でもそこそこ辛い感じです。
「時期も時期だし念のためかかりつけ医のとこに行くか」
かかりつけ医を受診しましたが、結果は鼻かぜと花粉症の合併症。熱が出たのは鼻かぜの影響でしょうとのことでした。
「先生、ないとは思いますがPCRを受けたほうがいいでしょうか?」
「うーん、熱は38度を超えていないし咳も出ていないとなるとコロナではないと思います。とりあえず処方した薬で様子を見ましょう」
「わかりました」
こんな会話をして薬を飲んでこの日は終わりました。
1月20日(水)~22日(金):今度は胃腸がおかしくなる
今日も一日#朝プペル pic.twitter.com/6AIk02mbp1
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2021年1月20日
アホみたいなツイートをしている頃、私の胃腸の調子がおかしくなりました。
朝プペル(隠語)したからでしょうか?いいえ、調子がおかしかったので朝プペル(意味深)をしたらおさまるだろうと朝プペル(自慰)をしたら余計にひどくなりました。
薬のおかげか鼻水や喉の痛み、くしゃみは治まっていましたが、今度は胃腸がぐーるぐる。倦怠感も昨日よりひどい感じがします。なんか吐き気もしてきました。これは仕事どころじゃないとなりまして連日の通院。
「先生、吐きそうですきついです」
「うーん、もしかすると風邪のウイルスが胃腸にきたのかもですね、ちょっと横になってください」
「(胃を押さえながら)ここは痛いですか?」
「痛いです気持ち悪いです」
「そうでしょう、炎症を起こしてるからそうなるんですよ(グイグイ)」
「先生わかりました、わかりましたからもうやめてください」
「あーそれほどきついのか。これはなかなか重症ですね(グイグイ)」
「先生!もうやばいです押さないでください!」
「ここを上に押すとですね・・・」
「オェッ…」
「そして下に押すとですね・・・」
「ウエッ…」
「そしてぐるぐる回すと・・・」
「オrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr」
元気だったらぶん殴ってやりますよあのじじい。人の身体をなんだと思っているのでしょうか。まじで口から出ましたからね。「あ、出ちゃったの~?」とかどの口が言っているのでしょう。お前は風俗嬢か。
そんなこんなで胃と腸を整える薬が出されこの日は終わり。
「あ、先生。倦怠感がひどくなってきたんですけど、やっぱりコロナではないですよね?」
「うーん、熱は38度を超えていないし咳も出ていないとなるとコロナではないと思います。とりあえず処方した薬で様子を見ましょう」
「(なんか昨日と一緒だな・・・)わかりました」
この日は新しい薬を飲んで寝て終わりました。
症状が治まったのはこの数日後の22日(金)でした。
1月23日(土):熱が再度上がる、咳も出始める
コロナっぽい症状が出始めたのは23日(土)から。
この日は朝起きると乾いた咳が止めどなく出るようになりました。起き上がるとめちゃくちゃ出るんです。咳をしていない時間がほぼないくらいひっきりなしです。
また熱もまた上がってきました。19日(火)の鼻かぜと診断された日以来の発熱です。熱は朝の時点で37.5度。そして倦怠感も健在です。こちらも起き上がることができないくらいですね。寝ていないと咳は止まらないわふらつくわという状態。
「これはまずい。コロナだ」
直感でそう思いました。
googleで「コロナ 症状」と検索すると出てくるのがこちら。
最もよくある症状はすべて該当。時折みられる症状は今は見られないものの過去に「喉の痛み、下痢、頭痛」を経験していました。鼻かぜとか胃腸炎で片づけられたやつらですね。まぁ本当にそうだったのかもですが。
「これ今日も病院行くか~」
菓子パンとコーヒーを飲みながら考えていた私はふと気づきました。
「味覚と嗅覚がない・・・」
何の味も香りもしません。菓子パンの甘いクリームの味もアホほど入れたインスタントコーヒーの香りも何も感じませんでした。
「あ~これほんまにあかんやつや・・・」
自身でコロナ濃厚と判断し、かかりつけ医に電話で通院可能か確認しました。
「先日通院させていただいた者なのですが、コロナと思わしき症状が出てきました。通院して診てもらうことは可能でしょうか?」
「熱は何度でしょうか?」
「37.5度です」
「であれば来ていただいて大丈夫です。38度なければ大丈夫ですので」
どうやら熱が38度を超えるかどうかが通院できるか否かの条件らしいです。まぁこれは地域や病院によって基準が違う可能性があるので要注意ですが。
「先生、咳や味覚・嗅覚障害、そして倦怠感がひどくなってきました」
「これだけだとコロナだとは言い切れませんね」
「そうなんですか?THE コロナな症状かと思いましたが」
「ほかのウイルス性の風邪でも味覚や嗅覚障害は起こるんです。咳ももちろん同様ですね。熱が38度を超えるならコロナの可能性もありますが、まだ言い切れませんね」
「咳止めと熱さましを処方しますので、まずはこれで様子を見ましょう。ひどくなればすぐ連絡をください」
というわけでこの日もコロナとは判定されず家に帰りました。
結果的にこの日の症状がきっかけでPCRを受けることになるのですが、そこに至るまでいろいろな症状がありました。鼻かぜや花粉症の症状から始まり、胃腸が荒れたり・・・。これらの症状がコロナと因果関係があるのかはわかりませんが。
今思うと、この翌日24日(日)からPCR検査を受ける26日(火)までが一番の地獄でした。24日(日)からの様子はまた次回記事にします。