イース6オンライン、まさかの2記事目となります。
■前回のあらすじ
名作RPGと名高いイース6が満を持してスマホに登場!
プレイ済のぼくは意気揚々と乗り込み、アッシュテイル(風の大陸)からの脱出を図る。しかしたどり着いた場所、それはカナン諸島ではなく風の大陸(の焼き直しといわんばかりのクオリティのゲーム)だった・・・。
というわけで、後編はイース6とアッシュテイルの似ている、というかそっくりなところを紹介していきます。
そりゃスマホゲームなんてどこか似ているのは当たり前ですよ。同じ会社からリリースされるゲームだったらまったく同じシステムを採用なんてザラですからね。イース6とアッシュテイルの運営会社違うけど。
洗練されたシステムを踏襲するのはユーザーにとってはむしろありがたい話。しかしまぁここまでそっくりだとそれはそれで違うんだよなぁ・・・。そんな要素を紹介していきます。
ステータス系
まずは自キャラのステータス回りから紹介していきます。
ステータス回りはこれだけスマホゲーが出てくると差別化するのも難しいので似たり寄ったりな部分が多いのは仕方ないと思います。ただもう少しその・・・画面構成とかなんとかならなかったのかな・・・なんて・・・。
装備
こちらが装備画面になります。なんかどこかで見たレイアウトですね。
ブログに画像貼り付けて気づきましたよ、左側の装備の列の幅がほぼ同じということにね。なんてこったい。ちなみにこれらの画面に遷移するために押すボタン名も似通っています。それがこちら。
イース6の装備強化ですが、アッシュテイルと違いなんと+25まで強化段階が存在します。そして強化対象部位数は驚異の10個(アッシュテイルは7個)。+6から7にする際の成功確率が36%なので、24から25なんてどんな確率なんでしょうね、想像もしたくない。
あとイース6では強化に失敗すると強化段階が例外を除き1段階下がります。なかなかに沼ですね。一応強化失敗しても段階が下がらないアイテムもあるのですが、1個約8000円します。この金額をどう思うかは皆さんにお任せします。あ、安いアイテムもありますよ、1個300円くらいのやつ!「ならそっち使えばいいじゃん!」ですって?☟の文を読んで、どうぞ。
ソウルカード
アッシュテイル民ドン引きのこのシステム。清々しいほど似ています。色合いといいレイアウトといい。
カードには基礎ステータスと強化段階を満たせば解放される特殊ステータスがあります。強化段階は+3、6、9、12、赤カードなら15までありました。アッシュテイルの画面なんて見せなくても一致具合がわかると思うので出しませんよ。あはは。
あとカードに関連して、こんなアイテムたちもあります。
歴戦のアッシュテイラーなら一瞬でこれらのアイテムの用途を理解できたでしょう。
エンドレスに流れるログのせいで一部説明文が見えませんがいろいろ察してくれたはず。そう、上の2つはそれぞれ25個集めるとカードに合成できるアイテム。下の2つはカードの特殊ステータスを洗練できるアイテムです。25個っていう個数まで一緒とはね、脱帽。ちなみに金2カードとかもありましたよ。そこまでマネしなくていいから。
アッシュテイルの焼き直しここに極まれりというこのシステム。ただですね、イース6のほうが優れている部分が多いです。
まずは基礎ステータス。これはカードごとで上がるステータスが違います。同じ防具用のカードでも攻撃が上がるものもあれば防御が上がるものもあります。ほんの少しビルドの自由度があります。
あとですね、もう1つとても素晴らしい点があります。
これはカードの洗練画面(既視感しかない)なのですが、右上の目玉マークを押すと・・・。
なんと洗練の上限値を確認できるのです!これは個人的にアッシュテイルにもほしいなって思いました。これがすぐわかれば洗練の妥協点も探りやすいですしね。
あ、そうそう。クソみたいな部分ももちろんありました。それは強化に祝福値という概念がないことです。
イース6で赤カードを手に入れることができたので強化を頑張ってみたのですが、たぶん6回連続くらい+15強化で失敗して+12まで落とされ続けました。祝福値もないのでもう完全に運任せです。運がない人に救いはありません。成功するまでやれば失敗はないという感じですね。なんかブラック企業の標語みたいで嫌い。
スキル
こちらはスキルのポイント割り振り画面とスキルの設定画面です。これもなんかいろいろと同じですね。あ、ソウルスキルというのは武器に装着したカードに変身できるスキルです。アッシュテイルでいう変身カードの変身スキルというやつですね。
イース6の上位スキルとは転職後に解放されるスキルのことなので、レイアウトもほぼ同じなのが見て取れます。
ちなみにイース6ではアサシンという職業で始めたのですが、スキルの展開方法が「スキルを発動してコンボポイントを貯める。貯めたコンボポイントを使うことで強力なスキルを発動する」という流れです。
コンボポイント、打撃ポイント、うっ、頭が・・・。
イベント系
次はイベント回りを見ていきます。
日課でやる常設イベントと時限イベントまとめて見ていきましょう。
注釈ですが、私が実際に体験したイベントのみ抜粋して紹介します。やってないイベントでも「これもしかしてアッシュテイルのアレじゃね・・・?」と思うやつはワラワラあるのですが、そこは念のため触れないことにします。天啓の試練とそっくりなやつがありましたがたぶん別でしょう。うん、そうに違いない。
イベント一覧
イース6には様々な時限イベントがあります。それらイベントの一覧を見れる画面が上の画面なのですが、これもどこかで見た記憶がありますね。
あと曜日ごとにどんなイベントがあるかも教えてくれます。なんて親切なんだろう!
詳細情報遷移までの説明も似てる・・・。
そして極めつけは例の画面です。
日課一覧とでも言いましょうか、☟の画面。
イベントの配置が似ていたり似ていなかったりしますが、もう一緒でええやろ(投げやり)
競技場と装備試練(=武装の秘境)はレイアウトも内容もまったく同じでした、本当にありがとうございました。たぶん宝の海域とドラゴンの秘宝も同じなんだろなぁ、やってないから知らんけど。
経験値上限
イース6は経験値を取得することでレベルが上がるシステムなのですが、1日に獲得できる経験値は2種類あるみたいで、1日の獲得上限に制限が付くものと付かないものがあるそうです。日課系は制限、それ以外の時限イベントは非制限みたいですね。どっかのゲームと同じだなぁ。
装備試練
ここからは個別のイベントを見ていきましょう。まずは装備試練です。
装備試練という名の通り、クリアすれば装備がドロップするコンテンツです。レベルが上がれば挑戦できるステージが増えていく感じですね。各ステージでは難易度の選択が可能で、悪夢という難易度ではドロップ率が上昇しますね。
アッシュテイルの武装の秘境とそっくりですね。
装備がドロップする、レベルが上がると挑戦できるステージが増える、難易度が一番高いとドロップ率が200%になるなど同じところが多すぎますね。あとこの画面もレイアウトまでそっくりです。
ちなみに両コンテンツとも中身もまったく同じで、ダンジョンを敵を倒しながら進み、最後にボスを倒せば装備がドロップする感じなのですが、イース6の場合、最後のボス戦前にスキップ不可能なボス紹介ムービーが流れます。10秒くらいあるのでまじでうっとうしいです、せめてスキップさせてくりー。
競技場
中身なしのキャラクターと戦うコンテンツ、それがこの競技場です。
はい、アッシュテイルと完全に一緒です。ただまぁこの類のシステムはどのゲームにもありますから完全パクリかと言われるとなんとも言えないですね。
この競技場、面白かったのがですね、相手のペットが強すぎてすぐ倒せないんですよ。なんならペットに殺される始末。ペットはアッシュテイルでいう守護の位置づけです。
まだキャラクターの戦力が低いからかもですが、相手のキャラクターを倒してもペットに倒されて最終的にペット対ペットを30秒くらい眺めるという謎の時間が発生しました。これもうペットが主人やろ・・・。
クエスト依頼
このクエスト依頼も王国掲示板と同じですね。違う部分は1日にクリアできるクエスト数が6回ということくらいですね。
クエスト内容を更新することもできますが、更新すると次のクエストが現れるまで30分かかります。これもアッシュテイルと同じですね。
覇者挑戦
お、これはアッシュテイルにないコンテンツでは?と思ったのですが、これは各街のNPCと戦えるというコンテンツです。アッシュテイルでも各街で戦えるNPCがいますよね、あれと同じです。
これはイース6のほうがわかりやすいですね。覇者挑戦の画面からNPCを選択すると、NPCがいる場所まで自動移動してくれます。アッシュテイルの場合、地図を開いて戦える人を選択して移動、移動完了して初めて相手の戦力がどれくらいなのかがわかりますから。個人的にはイース6のシステムのほうが好き。
ピカを捕まえろ
これあれです、捕獲大作戦です。
ピカという敵にはエリートもいて、そいつを倒すともらえる報酬が豪華になります。ちなみにサービス開始初日からピカが余りまくっていました。5鯖だからですかね?1鯖だったら取り合いになっているのでしょうか?うーん・・・。
課金系
お次は課金回りです。
課金で似ているところなんてあるのかよって感じですが、ほかのシステムが似ていると課金内容も似てくるようです。
オープン限定パック
期間限定で発売される限定パックがこちらです。
メインでもらえるアイテムはそれぞれ☟の通りです。
- 髪飾り・イーシャ:アバター
- 強化パック:装備強化素材
- SRペット-クロード:レアペット
- 乗り物-冒険家ピカ:乗り物
アッシュテイルでいうと、ゲーム開始時に発売されるこれらハッピーパックが似てますね。
競技場の欄で「イース6のペットはアッシュテイルでいう守護」というお話をしました。SRペットのパックとアイビーの恩恵、乗り物のパックとエンジェメの祝福が同じ位置づけでしょうか。値段設定も完全一致ではありませんが同じような金額帯ですね。
課金限定変身カード
もちろんありました、課金限定の変身カードガチャです。このアドルというキャラクターが第一弾。
ガチャの目玉はカードかと思いきや、まさかのアバターも目玉に含まれていました。なんならアバターのほうが確率が低くさらに目玉という。これは一体なにガチャなんでしょうかね・・・。はずれの位置づけの一等賞に装備強化素材やカード洗練素材が含まれているので、はずれはまったく使えないというわけではないですね。
1枚目の画像を見ると「あと19回で必ずアドル獲得(1回回したので実際は20回)」と書かれています。「なんだ、天井設定緩いじゃん!カード目的なら大したことないね、良心的!」と思ったそこのあなた、「あと19回『10連』で獲得」です。つまり200連、約5万円が天井となります。そしてなんということでしょう、アバターには天井がありません。カードの強化に祝福値が無いことといい、天井設けないの好きねこのゲーム・・・。
ちなみにアッシュテイルでの最初の課金カードガチャがこちら。天井は約3万ちょいです。こちらは副産物が微妙なので甲乙つけがたいですが、金額だけ見るとアッシュテイルの課金が易しく思えてきますね。アッシュテイルは良心的な神ゲーだった・・・?
【追記】アバターガチャが追加されてました。天井?ありません(絶望)
アイテム系
最後はアイテムを見ていきます。細かいところも似てるんですよねこれが。
神秘な果実
このアイテムは覇者挑戦でNPCを倒すともらえるアイテムで、この果実を使用することで好きなステータスを上昇させることができます。
アッシュテイルでもNPCを倒すと実がもらえますね。こちらは上昇するステータスが固定です。「NPCを倒してもらえる実でステータスを上げる」というシステム自体が同じですね。
魔獣フルート
説明文の至るところまで同じのアイテムです。フルートと鈴という音が出るという意味でも同じという。
微笑みカード
これはいけない。
アッシュテイルの例のアイテムとビジュアルも入手方法も同じ。これ訴えたら勝てるんじゃないか?
いい加減にしてください!これじゃあまるで風の大陸2じゃないですか! pic.twitter.com/Nk0MSa7ngH
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2021年7月20日
というわけで、長々とイース6とアッシュテイルで似通っているところ紹介しました。
これあれだから、1日だけしか遊んでないのにこれだけ見つけたからな!イベントのところで書いたけど、ほかにもそっくりな個所をにおわせてくるところはめちゃくちゃありました。もうサービス開始してから5日ほど経っているので、毎日きちんとイベントこなしてレベル上げている人はもっと見つけてるだろうなぁ。
やはり神ゲーのシステムは模倣される運命なのですね。これは元祖・神ゲーのアッシュテイルを続けるしかない・・・。グッバイカナン諸島、ウェルカム風の大陸(ため息)