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課金中毒者の日記

課金は人生、課金は文学

【アッシュテイル】戦力を"あえて"上げない人がいるらしい①

「戦力を"あえて"上げないだと?お前は何を言っているんだ・・・?」

私もその存在を認知するのにアシュテを始めてから1年かかりました。かなり数は少ないですがこのような人は実在しているようです。今回はそんな希少種の紹介です。

※ちなみにこんな記事も書きました。

www.fireyoshida.com

そもそも:戦力=強さではない

本題に入る前に認識を合わせておきたいです。戦力とはその人自身の強さを可視化できる便利な数値であることに間違いはありません。しかし、強さと戦力は時にイコールではない場合があります。

「火力職にとってどちらが火力の上昇に寄与するカードか?」と問われたら100人中99人が右と答えるでしょう。しかし戦力だけ見れば左のフィオラの方が上です。これが戦力=強さではないという話(これは火力職にとってという前提で話をしているため、そうでない職の場合、回答が変わる可能性はあります)。

よく、火力職がガード率が上がるオーグだったり、与治療効果が上がるフィオラを戦力の数値だけを見て装備しているのを揶揄して「戦力詐欺だ」なんて言うのは皆さんすでにご存じかと思います。

戦力を"あえて"上げないとはどういうことか

先ほどの話を言い換えると、「自身の職業の特性を活かせるステータス(たとえば火力職なら火力が上がるステータス)だけを伸ばすことで、戦力の上昇を可能な限り抑えながら強くなることができる」ということです。これこそが戦力を"あえて"上げないということ。

これからは実際にやっている人(以降"彼"と呼称)の実例を交えてお話しします。なお、その人は火力職なのでそれ前提でお話しますね。

"無駄"なスキルポイントは振らない

この人は対人はしないらしい

たとえば上記タギールメントは「変身している敵から受けるダメージ」、すなわち対人用のスキルとなります。アッシュテイルを遊んでいる人で、対人がいくら嫌いといえど対人をせざるを得ない瞬間はあるでしょう。そして誰しも負けるよりは勝ちたいと思うものです。これが自然の流れ。しかしなんと彼は対ボス火力にしか興味がありません。そしてそれを可能な限り戦力を上げずに実現しようとなぜか躍起です。

そのため対人に関するスキルは一切スキルポイントを振りません。スキルポイントは1ポイントにつき戦力が600上がるので、ここだけで合計15,000の"節約"になります。加えてHP星陣の修練とか防御星陣の修練というスキルも振らないとなると、更なる節約ができます。あと言わずもがなですが、使っていないスキルにももちろんポイントは振りません。倹約家。

覚醒スキル・パッシブスキルも必要な箇所しか強化しない

この覚醒スキルにも手を加えます。

覚醒スキルってレベルが1になるとルーンが2個、レベルが5になるとルーンが3個装着できます。よって、使っているスキルは10を目指す、使っていないスキルは5で止めるということをします。例外はもちろんあって、覚醒スキルレベルを上げても火力への貢献度がそれほどでない場合、5で止めることもあります。また、聖痕スキルが雑魚な職業の場合、一切強化しません。だって無駄に戦力上がっちゃうじゃん。

対人しないって言ってんだろ!

あとパッシブスキルも火力に貢献するものだけ上げます。新たなスキルを解放するためにポイントを振らないといけないときだけ泣く泣くポイントを振ります。「システムがクソ」とぼやきながら。

龍騎の装備はそもそも装備しないものがある

龍騎のヌード姿

こんな見るも無残な龍騎の姿を見たことがあるでしょうか?
なぜこんなにも装備を外しているかというと、(戦力上昇値の割には)装備が火力上昇に貢献しないからです。

 

火力が上がらないゴミ装備

たとえばシートという部位。基礎属性も特殊属性も火力に貢献するステータスがありません。え?「龍騎のHPが上がれば生存時間が延びて、それが火力上昇に貢献するかもしれないだろ」って?難しいことを言うな黙ってろ初心者が。

難しいことはさておき、火力上昇に貢献しない、しかも戦力が大幅に上がってしまうのなら外す一択です。彼は戦力を上げずに火力を上げたいんだよ。外すしかないじゃん。

機甲は装備を外すだけでなく特殊属性の厳選もする

火力が上がらないゴミ装備 part2

機甲も龍騎と同じです。このシールドなんて火力になーーんにも貢献しないので装備しません。しかし機甲に対する"修正"はそれだけではありません。火力に貢献する部位であっても特殊属性を"あえて"付けないということもおこないます。

お、火力上がる部位じゃ~ん

たとえばこのブースターという部位。基礎属性は火力上昇に貢献できますし、特殊属性の多くも火力上昇に貢献できます。これなら戦力が上がっても致し方なしでしょう。

しかし彼はさらに自分自身を追い込みます。特殊属性に(変)対騎ダメ倍率という項目があるではありませんか!これは彼のポリシーである戦力を下げて"対ボス火力"を上げるに反します。ただ、機甲の特殊属性というのは一度付けたらほかの属性に交換はできても外すことができません。ではどうするか。そう、特殊属性を一から付与する際、対ボス火力に貢献するものだけ付与していくのです。つまり、特殊属性が5個埋まっていない装備を作って装着するのです。彼の機甲装備を見ると面白いですよ。装備しているものの特殊属性、どの部位も穴ぼこだらけです。

装備は"あえて"レベルアップさせない

みなさん、思考停止で装備をレベルアップや進化させていませんか?ノンノンノン。甘いですよ。彼は無暗にレベルアップや進化をしません。

まずはレベルアップや進化をさせた場合に上昇するステータスを確認します。例えば上の画像でいうと、上昇するステータスは物理防御とHPだけです(厳密にいえばその下に会心ダメがあってそれも上がるんですが、いい例がなかったので今回は見逃して)。であれば彼はどうするか。レベルアップはしません。だって戦力上がっちゃうんだもん。

少し前の話ですが、周りみんな80装備で全身固めている中、彼だけはベルトがずっと60装備だったなんてこともありました。「お前らみたいに脳死で戦力を上げてるんじゃないんだが?もうちょっと頭使ってアッシュテイルを遊んだら?」なんて言っていたとかいないとか。

 

次回の記事では「そもそもなんで彼はこんな面倒なことをするの?」という話をします。本当はこの内容も一気に書きたかったんだけど、ちょうど家にピザが届きましてね。私にとってはピザがブログよりも戦力よりも大事なもんで。ではでは。