昨日計測したリサーチを見ていると、累計の計測日数が364日となっていました。そうか、今日計測すればちょうど1年なのかと少し感慨深くなりました。そりゃあぼくもおじさんになるよね。気持ちは20歳のままなんですけどもねぇ!!!
今日も昨日までに引き続き1周年記念情報が解禁されましたので、その内容を見ていきましょう。
【1周年記念情報:4日目】予告:ゲームがより遊びやすくなる改善について – 『Pokémon Sleep』公式サイト
- 「とくいなもの:スキル」のおてつだいポケモンのメインスキルがストックされるよう改修
- チーム編成を変更した場合の仕様変更について
- ワカクサ本島で発見できるポケモンの寝顔(★3)の追加
- 一部の料理で獲得できるエナジーUP
「とくいなもの:スキル」のおてつだいポケモンのメインスキルがストックされるよう改修
現在は、すべてのおてつだいポケモンで、メインスキルを1回発動するまで、次のメインスキルは発動しないようになっています。
改修後は、「とくいなもの:スキル」のおてつだいポケモンに限り、メインスキルを最大2回分まで貯めることができるようになります。※改修後は、ホーム画面で頭上に虫めがねマークがついている、「とくいなもの:スキル」のおてつだいポケモンをタップすると、1度に2回メインスキルを発動することがあります。
※「とくいなもの:スキル」以外のおてつだいポケモンは、メインスキルを1回しか貯めることができません。
※おてつだいポケモンの「とくいなもの」は、(ホーム > ポケモン > ポケモンボックス >)「ポケモン詳細」画面の右上から確認できます。
これはかなり大きなアップデートですよ。
ポケモンスリープを頻繁に開けない人にとって朗報
記載の通り、これまでスキルが発動する状態になり、かつその状態のポケモンをタップしていない場合、その後発生したおてつだいでスキル発動の抽選はおこなわれませんでした。つまりスキルを多く発動させたいなら頻繁にポケモンスリープを起動してポケモンをタップする必要がありました。それが緩和されたことになります。
明らかにゲームの目的と設計が合っていませんでしたからね。ポケモンスリープのコンセプトとしては
- 起きている間はあまり触らず
- そして睡眠時に睡眠の質を向上させる
- 起きたときにちょっとした楽しみがあるので、起床も自然とできるようになる
こんな感じのコンセプトだったわけですが、1つ目は今の仕様で破綻していました。
起きている間(ぼくのような)暇人はいっぱいポケモンをタップできて、結果的にスキルの恩恵を受けられましたが、一方で皆さんのようなリアルが充実している方々はぼくよりも頻繁にポケモンスリープを開けず、結果相対的にスキルの恩恵を受けられていなかった。この差の是正にも繋がっています。ぼく、泣いちゃう。世間からも見放されポケモンスリープからも見放される。
スキルタイプのみ対象であることに注意
ただし注意点がありまして、それがこのアップデートの対象となるのがスキルタイプだけということです。きのみ&食材タイプはこれまで通りストックは1回だけしかできません。
スキルタイプじゃなくてもスキル発動率が高いポケモン、例えばケッキングとか、もいるので、何もスキルタイプだけに限定しなくても~とは思いました。結局少しでもスキルの恩恵を受けたいなら高頻度でポケモンスリープを起動しないといけないのに変わりはありません。なんか根本的な解決になっていない気はしますがどうなんでしょう。
それとも今後スキルタイプにつよつよスキルが集中するから、現時点ではアレですが今後はこの問題は収束していくんでしょうか。こればっかりは運営ではないのでわかりません。
起きている時用のヒーラーと寝ている時用のヒーラーの使い分け
ここからは具体的な影響をいくつかかいつまんで書いていきます。まずはヒーラーについて。
そもそもヒーラーとは何かは以下の記事をご覧ください。
今回のアップデート内容を見てまず思ったことは、ヒーラーにとっての最大所持数アップスキルの有用性についてです。これはまぁヒーラーに限らず全スキルタイプに言えることですが、今回はヒーラーを例に話します。
最大所持数が増えるということはつまりポケモンをタップできないときのスキル抽選会数を増やすことにつながります。今回スキルが2回までストックできるということから、寝ている間のスキル発動期待数を増やすのに最大所持数アップのスキルは大変寄与します。なので特に寝ているときに起用するヒーラーについては、最大所持数アップを持っていることが望ましいでしょう。
一方で起きている間に起用するヒーラーについては、まぁ「全然ポケモンスリープ触れません!!!」みたいな人以外は最大所持数アップは必須ではありません。あふれる前に触ればいいだけですからね。
このことから考えると、起きている時に起用するヒーラーと寝ている時に起用するヒーラーとでは、求められるサブスキル構成に差が生まれるなと思ったわけです。よく話題に挙がるサブスキル「きのみの数S」についても、起きているときのヒーラーには少しでもきのみエナジーを稼ぐという観点からあっていいですが、寝ている時のヒーラーには最大所持数アップ(特にLがいいねぇ)がないなら、結果ないほうがいいという考えになります。
このあたりのサブスキル構成の塩梅は起きている時にポケモンスリープを触れる頻度によるので人それぞれですが、新たなヒーラー起用の幅ができたことは素晴らしいことですね。ちなみに私はダブルヒーラー構成が大好き(理由は以下の記事参照)なので、起きている時は2匹起用することが多いでしょうが、寝ている時は寝ている時用のサーナイト1匹起用にするかもしれません。
←起きている時に起用する昼職サーナイト
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2024年7月18日
寝てる時に起用する夜職サーナイト→
我ながらいいサーナイトを持ったものだな#ポケモンスリープ pic.twitter.com/4oHFC3w1nO
ゴルダックの地位向上についての見解
結論、今回のアップデートでゴルダックの地位は向上しますが実用性があるところまで行けるかと言われれば引き続き怪しいです。
ゴルダックというポケモンは「圧倒的なスキル確率から繰り出されるエナジーチャージSの乱発でエナジーを稼ぐヤンキー」というのが私の印象です。ただ頻繁にタップしたとてオーダイルに総エナジー勝てるかと言われれば・・・という感じでした。詳細は以下の記事を見てくれ。
で、今回のアップデートです。ゴルダックの価値をカタログスペック通り発揮させるのに必須なのは高頻度でのゴルダックのタップでした。理論上はそうですが、じゃあ現実問題高頻度で、しかも毎日タップできますか?と言われれば怪しい人がほとんどだと思う。ただ今回のアップデートでタップのはハードルが下がったので、ゴルダックをカタログスペック通り活躍させられる"可能性が高まった"わけですね。
ただ先ほどの記事にも書いた通り、とはいえゴルダックの性能自体は・・・なので冒頭の結論となります。ぼくだってゴルダック使いたいよ・・・でもやはりロマンの域を抜けないのが悲しい。
チーム編成を変更した場合の仕様変更について
チームのおてつだいポケモンを1匹でも変更した場合、チームのすべてのおてつだいポケモンのメインスキルの発動可能状態がキャンセルされるようになります。
今後、幅広い種類のメインスキルの実装を予定しており、それをふまえた調整です。
ちょっと揉めているのがこれ。
「言っていることはなんとなく理解できるが、具体的にどういう影響があるの?」についていくつか例を挙げます。
げんきオールの対象をボックスのポケモンにしたい場合
理由は様々ですがこのような運用をこれまではできました。
例えば、
- チームにカイリューやバンギラス、ウツボットなど、げんきチャージスキルで自分でげんきを回復できるポケモンがいて、かつヒーラーもいる場合、もしその状態でげんきオールが発動すれば、げんきMAXの彼らに与えるげんきが実質無駄になってしまう。なのでヒーラーをタップする前にほかのポケモンと交代し、そのポケモンのげんきを回復(もしくは100以上に貯蓄)させたい。
- げんきが減っていて、かつ翌週早々に活躍させたいポケモンがボックスにいる場合、そのポケモンをチームに入れた直後にヒーラーをタップしてげんき管理をしたい。
- 月曜日からスタートダッシュを決めるべく、月曜日に起用する予定のポケモンにげんきを分けてあげたい。月曜日は日曜日からのいつの間に育成でのきのみや食材持越しができないので、その観点からも月曜日に起用するポケモンのげんきをMAXにしておき、月曜朝4時に彼らを起用すればスタートダッシュが切れる。
とかですね。
他にも細かい運用はいくつかありますが、このような運用ができなくなります。これをある人は改悪と呼びました。まぁこの受け取り方は人それぞれですが、私はスキルのストックが増えたことでむしろプラスの印象なので、この変更は何にも思いません。運営神、仰せの通りに。
おてつだいブーストの対象をボックスのポケモンにしたい場合
これもさっきのげんきオールと似たような話なのですが、おてつだいブーストは進むおてつだいの回数を決めるのはスキル発動が確定したタイミング(=虫眼鏡が付いたタイミング)ですが、発動対象はスキルが発動したときにチームにいるポケモンとなります。
なので、おてつだいブーストポケモン(エンテイやライコウ)をタップする前にきのみタイプにメンバーを交代してからタップするという運用をしている人もいました。これもできなくなります。さっきのげんきオールもそうですが、「実質げんきオールやおてつだいブーストの弱体化だ!」という所以はここにあります。
現状の改悪ではなく将来への布石である
今後、幅広い種類のメインスキルの実装を予定しており、それをふまえた調整です。
お知らせにある通り、今後を見越した調整であると明言されています。なので今後実装される新スキルを楽しみに前向きに待つ、それが我々ポケモンスリーパーに求められる姿勢ではないでしょうか。
それにいちいちスキル発動前にポケモンを入れ替えてお祈りするのってやってみると少々面倒ですよ。ぼくみたいに高頻度でポケモンスリープに触れてしまうニートならなおさらね。なのでこのアップデートはもう来たものはしょうがないですから割り切って、明るい未来に期待しましょう。
ワカクサ本島で発見できるポケモンの寝顔(★3)の追加
これもいいアップデートですね。ワカクサ本島に行くメリットが増える。ユーザーにとっての選択肢が増えることはすべて歓迎すべきことです。個人的にはワカクサ本島のきのみガチャが大好きなので、このアップデートはかなり嬉しい。まぁどれくらい追加されるかによりますが。
ちなみに現状ワカクサ本島で見れる★3寝顔のポケモンは以下です。
- ハイパー1:
- コイル
- タマザラシ
- ハイパー2:ニャース
- マスター1:トランセル
- マスター2:レアコイル
- マスター5:メタモン
- マスター6:ペルシアン
- マスター10:バタフリー
- マスター13:ニンフィア
- マスター14:ライチュウ
- マスター15:サンダース
- マスター16:トゲキッス
- マスター17:ジバコイル
- マスター19:
初心者的にもワカクサ本島で★3寝顔を集められるのはいいですね。これは初心者支援の側面もあるでしょうね。先日公開された1周年記念情報の中に「低ランクの寝顔の報酬を少し増やす」というものがありましたよね。あれも初心者支援の側面があると思いますので、運営的にも新規プレイヤーは増やしたいのでしょう。
これは個人的なデータですが、当ブログへのアクセス数も当然サービス開始直後よりはかなり落ちているので、つまりポケモンスリープのプレイヤー人口もその分減っているということが間接的にわかります(ぼくのブログがクソつまらんから見なくなったという悲しい可能性もある)。なのでそこのテコ入れをしたいという思いが伝わってきてとても好印象なアップデートです。頑張れ運営頑張れポケモンスリープ頑張れ廃課金者の財布!
一部の料理で獲得できるエナジーUP
必要な食材数が少ない一部の料理のエナジーが少し増えます。
これも明らかに初心者支援。必要な食材数が少ない料理に限定しているのがまさにですね。いいじゃんいいじゃん。どんどん初心者を増やしてポケモンスリープ界を活性化させましょうぞ。
というわけで今日の情報を見ていきました。
一部不満が出そうな内容もありましたが、トータル素晴らしいアップデート内容だと思いました。私はとても歓迎したいアップデートです。
ちなみに土曜日はちょうど1周年なので、土曜日じゃないこれまでですらこんな素晴らしい内容ばかりなのですから、そりゃあ土曜日の朝一は狂喜乱舞できる情報を出してくれるんでしょうねぇ!!!わくわくが止まらねえ!!!最高だポケモンスリープ一生ついていきます!!!!
ついにきたか、ポケモンスリープ"2"のリリースが……(引き継ぎ不可)#ポケモンスリープ https://t.co/N8FD8BjNfF
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2024年7月9日