昨日思いのたけを綴った記事を出しました。テーマは食材タイプの厳選。
改めて考えると、食材タイプの厳選ってなかなか厳しいですよね。私は過去よくあったのですが、食材タイプの厳選はAAAなんてまったく来ないのに、片やきのみタイプの厳選中にはAAA+食材確率アップM持ちの個体が来てひっくり返ることもしばしば。「この個体が食材タイプで来てくれたらよかったのに・・・」とどれほど悔しがったことか。
でもですよ、よく考えてみてください。きのみタイプの食材が理想の組み合わせで、かつ食材確率も上がっているのであれば、もしかすると常時起用することでかなりの数の食材を集められるのではないでしょうか?そこで今回は一見するときのみタイプとして残念と思われがちなAAA+食材確率アップM持ちがどれくらい1日で食材を集めるのかを試算してみようと思います。
試算内容
試算する内容ですが、きのみタイプで特に活躍の機会が多い以下のポケモンたちについて、レベル60+AAA+食材確率アップM持ちなら1日にどれくらいの食材を持ってくるのか検証します。
あと、比較対象として食材タイプの
- レベル30
- レベル60
とも比較をしていきます。
ちなみに食材タイプのサブスキルとせいかくは無補正で見てみました。AAAでサブスキルに食材確率アップMが付いていればそれもうゴールだからね。なにやら𝕏とかいう陰キャ御用達SNSではAAA+食材確率アップMは最低ラインとかいう論調があるようなないようなですが、そんな世間知らず殿上人は参考にならないので知りません。ぼくは多くの人が遭遇するような場面・個体を題材に試算したい。ほんまAAAでもサブスキルやせいかくに恵まれないことがほとんどですからね。そのくせ「食材確率アップM持ってる!」と思ったらABCだったりするし。ほんま厳選は地獄や。
ライチュウ
ではさっそく試算していきましょう。まずはライチュウから。
あ、そうそう、げんきについてですが、ヒーラー起用前提でげんきが81%を下回らない、かついいキャンプチケットを使っている前提での計算です。私がそういう環境で生きているからさ、すまんな。
とくせんリンゴ
それではレベル30、および60の食材タイプの1日に集めるとくせんリンゴの数とライチュウ(レベル60AAA、かつ食材確率アップM持ち)の比較をしていきます。
■レベル30
- ラウドボーン(リンゴ/リンゴ):74個
- ライチュウ(リンゴ/リンゴ/リンゴ):68個
- アチゲータ(リンゴ/リンゴ):58個
- アブソル(カカオ/リンゴ):49個
- カイロス(ミツ/リンゴ):45個
- デリバード(エッグ/リンゴ):44個
■レベル60
- ラウドボーン(リンゴ/リンゴ/リンゴ):100個
- アブソル(カカオ/リンゴ/リンゴ):83個
- カイロス(ミツ/リンゴ/リンゴ):80個
- アチゲータ(リンゴ/リンゴ/リンゴ):78個
- デリバード(エッグ/リンゴ/リンゴ):75個
- ライチュウ(リンゴ/リンゴ/リンゴ):68個
まず考えるべきは、ライチュウはAAAと食材確率アップM持ちという条件付きではありますが、1日に68個ものリンゴを持ってきてくれることです。順位も考慮すべきですがまずこの事実ですね。仮に2匹目がAAAだけだっとしても2匹で約100個のリンゴを持ってきます。これだけで「ライチュウを起用して気付けばリンゴがめちゃくちゃ貯まっている」という感覚になるでしょうね。
たしかにレベル60の食材タイプと比較すると順位は下位になりますが、それでも数としては相当多いです。加えてきのみエナジーも稼げるわけですからね。なかなかリンゴ係の食材タイプ厳選がうまくいってなくて、たまたま食材確率が上がっているライチュウがいれば育成して起用するという選択肢も0ではないでしょうね。
あったかジンジャー
続いてはあったかジンジャーでも見ていきます。AAAよりもABBのほうが出現確率は高いですから、こっちのほうが手持ち的に多いかもしれない。
■レベル30
- バンギラス(ジンジャー/ジンジャー):74個
- ガルーラ(ジンジャー/ジンジャー):59個
- サナギラス(ジンジャー/ジンジャー):50個
- ライチュウ(リンゴ/ジンジャー/ジンジャー):48個
- リザードン(ミート/ジンジャー):40個
- キュワワー(コーン/ジンジャー):39個
■レベル60
- バンギラス(ジンジャー/ジンジャー/ジンジャー):99個
- ガルーラ(ジンジャー/ジンジャー/ジンジャー):81個
- リザードン(ミート/ジンジャー/ジンジャー):74個
- キュワワー(コーン/ジンジャー/ジンジャー):68個
- サナギラス(ジンジャー/ジンジャー/ジンジャー):67個
- ライチュウ(リンゴ/ジンジャー/ジンジャー):48個
ジンジャー個体って私なかなか厳選できなかったんです。必死にヨーギラスを厳選していたのですが全然手に入らずでして。なのである時期までずっとリザードンをレベル30で使っていました。ミート個体のリザードンを別途欲しかったので育成リソースを押さえるためにもですね。でもそんな中途半端なことをするくらいならレベル60ライチュウを使ったほうが食材を集められますね。そして何度も言いますがきのみエナジーも稼げる。こちらもさすがにレベル60になると太刀打ちできませんが、それでも48個と数はなかなか。
メガニウム
続いてはメガニウムです。メガニウムはドオーのエクレア実装で注目されているリラックスカカオとあまいミツというホットな食材を集めますね。あとはおまけでなかなか食材タイプでも集めるのに苦戦するふといながねぎか。
リラックスカカオ
ではまずはリラックスカカオから。
■レベル30
■レベル60
カカオもメガニウムはかなりの数集めてくれますね。レベル30環境だとトップクラスとそれほど差はありません。残念なことにカメックスもドオーも厳選がうまくいっていない人はいっそのことAAAメガニウムを探すとか育てるなんて荒業もなくはないですね。アブソル?厳選がきちいからいいよあいつは、知らん知らん。
あまいミツ
続いてはあまいミツです。
■レベル30
■レベル60
- フシギバナ(ミツ/ミツ/ミツ):95個
- カイロス(ミツ/ミツ/ミツ):87個
- フシギソウ(ミツ/ミツ/ミツ):75個
- クワガノン(XXX/XXX/ミツ):56個
- メガニウム(カカオ/ミツ/ミツ):49個
ミツに関しては食材タイプのポケモンのパワーがえげつないですね。特にフシギバナ。私はフシギバナAAAの食材確率アップM+おてつだいスピードアップM+最大所持数アップL+せいかくで食材確率上昇というお化け個体を使っていますがマジでやばい。1日で約180個ものミツを持ってくる。ほんま化け物。カイロスもスペック的には高いですよ。
でも如何せんミツ集めのポケモンの種類が多くないのがネック。フシギダネ厳選が失敗すれば実質終了なんじゃないかくらいいない。一応クワガノンはレベル60でミツを集めはしますが、クワガノンはAAAかAAXのレベル50止めでコーヒー集めに専念してもらいたいのが現状でしょう。そうするとカイロス厳選に重い腰を上げることになるわけですが、あいつはフレンドポイント16と厳選がそもそも進めづらいです。
そんな現状があるわけなので、意外とミツメガニウムの価値は高いと思っています。ちょうどABBの組み合わせで遭遇率自体は低くないですしね。ミツ厳選で苦戦している人はメガニウムの食材の組み合わせを今一度見てみるのをおすすめしますね。
ふといながねぎ
最後にふといながねぎも一応見ておきます。ふといながねぎといえば現状ダグトリオかウェーニバルが主要な選択肢でしょう。あとはメタモンも一応いる。ただどの子も相当サブスキルやせいかくに恵まれない限り集めてくるねぎの数は心もとないのが現状で、Aの食材がねぎの新ポケモンが待望されている人も多いはず。
■レベル30
■レベル60
- ウェーニバル(大豆/ねぎ/ねぎ):42個
- ダグトリオ(トマト/ねぎ/ねぎ):35個
- メタモン(オイル/ねぎ/ねぎ):33個
- ウツボット(XXX/XXX/ねぎ):25個
- バリヤード(XXX/XXX/ねぎ):22個
- メガニウム(XXX/XXX/ねぎ):18個
やはりねぎにおいてはそもそもの収集数がそれほどどのポケモンも多くないですね。なので厳選がうまくいっていない人は特にねぎ集めに四苦八苦している様子が見受けられます。じゃあメガニウムはどうなんだでいうと、こちらもその救世主になるような存在ではありませんが、でも数としては少なくはない。なのでねぎを使った料理を翌週作り続けるためにメガニウムを前の週に起用し続け、きのみエナジーを稼ぎつつおまけでねぎを集めるなんて運用もできるっちゃできる。
というわけで、まずは前半で2匹を見ていきました。後半は残り3匹を見ていきます。
全体の所感としては、きのみタイプ(スキルタイプもそうだけど)の食材の並びは侮れないということですね。別に無理して「きのみの数Sとおてつだいボーナスと・・・あ、あと食材確率アップに食材の並びも気にしなきゃ」と意識することはないですが、もし厳選中に食材確率アップMのスキルを持っていれば、「お、食材の並びもう一度確認してみるか」くらいの温度感で再度個体を確認してみるのがいいでしょう。
実際私も食材確率アップ持ちのきのみタイプを時たま起用していますが、使い勝手はなかなかにいいですよ。食材タイプだけでは集めきれない食材を集めてくれるサブ的な役割を果たしてくれますし、きのみエナジーが欲しければいつの間に育成を活用すればいい。もちろん食材確率アップ分のサブスキル枠1個はその運用なら無駄になりますが・・・。
無理して厳選する必要はないけど博士送りする前に少し立ち止まって考えてみよう、これくらいの認識できのみタイプを見てもらえるといいですね。
※後半はこちら。