ホリデーイベントで新実装されたポケモンの性能を見ていく記事、最後は評価が難しいトゲデマルです。残りの2匹は以下の記事からどうぞどうぞ。
基本情報
それではまずは基本情報から見ていきます。
- 睡眠タイプ:ぐっすり
- タイプ:はがね
- フレンドポイント:16
- とくいなもの:スキル
- メインスキル:ほっぺすりすり(げんきエールS)
- 食材:モーモーミルク、つやつやアボカド、リラックスカカオ
新スキル:ほっぺすりすり(げんきエールS)
まず注目すべきはなんといっても新スキルのほっぺすりすり(げんきエールS)でしょう。()内の記載の通り基本性能はげんきエールSなのですが、げんきエールSの効果量が少し控えめ(通常のげんきエールSと比較しておおよそ効果量が9割ほど)な代わりに追加効果があります。追加効果とは以下。
そのポケモンがメインスキル発動可能ボーナスを得る
この追加効果、もう少し詳細に説明すると、
- げんきエールS効果でげんき回復対象となったポケモンが追加の効果対象となる
- トゲデマルのスキルレベル分の回数、スキル発動の抽選が行われる
- スキル発動となれば、通常のスキル発動とは別に最大1回スキル発動がストックされる
- スキル発動の確率は対象となったポケモンのスキル発動率を用いる
- つまり、トゲデマルのスキルレベルが高ければ高いほど、また対象のポケモンのスキル発動率が高ければ高いほど、ボーナスが発生しやすくなる
- 以下例 ※トゲデマルのスキルレベルが6の場合
- 対象のスキル確率3%:約16%でボーナス発生
- 対象のスキル確率6%:約32%でボーナス発生
- 対象のスキル確率10%:約47%でボーナス発生
こんな感じです。
おてつだいサポートやおてつだいブーストのスキル発動特化版と考えればいいでしょうね。ただし必ずスキル発動するわけではない、かつ対象が誰になるかわからないという点を加味すると、かなりの運ゲーとなりますね。
性能評価
それではここからは性能を評価していきます。
なお評価するにあたっての前提は以下です。
- レベルは60
- サブスキルとせいかくは無補正
- いいキャンプチケットあり
- げんきは常に81%以上とする
- 睡眠時間は一括で8時間半とする
スキルタイプがほっぺすりすりの対象となった場合のスキル発動確率
トゲデマルの性能を見るにあたり、そもそもトゲデマルのほっぺすりすりの対象にスキルタイプがなった場合、どれくらいのスキル発動率なんだろうが気になりました。なので計算してみました。結果がこちら。

ほっぺすりすりのレベルの値分抽選が行われるので、スキルレベルが上がれば上がるほど対象のスキル発動確率も上がっていますね。あ、ちなみに対象はサブスキルとせいかく無補正です。なので、対象が例えばスキル確率アップMを持っていれば、その分ほっぺすりすりの効果でスキルが発動する確率も上がります。
こう見ると・・・スキル確率が高めだったり有用スキル持ちのスキルタイプが対象になったとしてもなかなかに使い勝手が悪いなと思ってしまいますね。ただでさえ対象がランダムで決定されるのに、そこからこの確率を引いてスキル発動となると先は遠い。
仮にトゲデマル・サーナイト・誰か×3というチームを組んだ場合、サーナイトが+で発動するスキル回数はなんと0.2回/日でした。1回すらない。5日間起用で初めて1回追加で発動するくらいのものです。これだとなかなかに厳しい。であればトゲデマルの代わりにサーナイトをもう1匹起用した方が有意義なわけで。
ちなみにですよ、トゲデマルとサーナイトのサブスキルとせいかくがそれぞれ「スキル確率アップM&S、おてつだいスピードアップM」「せいかくしんちょう(スキル確率↑、食材確率↓)」の場合、それでもサーナイト+で発動するスキル回数はな0.67回/日でした。これでも1回すらいかない。如何に厳しいかわかるのではないでしょうか。
きのみ・食材タイプが対象となると目も当てられない
一部きのみ・食材タイプでも有用なスキルを持っている子はいますが、総じてメインスキルが微妙なのと、そもそもスキル発動率もそう高くはありません。そんな子たちが対象となった場合・・・なかなかに厳しい。
「いや!例えばメガニウムのスキルレベルを7まで上げればいいだろ!」という反論がある気が1%くらいしますが、そこまでしてトゲデマルを起用するくらいならトゲデマルの代わりにもう1匹きのみタイプを入れればいい。やはり現状だと狙ったスキルや役割期待があるなら代わりとなるポケモンをトゲデマルの代わりに入れればいい・・・が結論になりそう。
ヒーラー起用も厳しい
げんきエールはげんきオールと比較すると、そもそもヒーラーとしての役割を果たせません。げんきエールで一番発動確率が高いヤドキングを以てしてもチーム全体のげんき維持は困難です。いくら何度もげんきが一番ない子にスキルが当たりやすくなったといっても、その通りになる確率は未だ5割ほど。残りの5割はげんきモリモリの子にあたって無駄になるなんてこともしばしば。
トゲデマルのスキル発動確率と発動回数の期待値はヤドキングを下回るだけでなく、そもそもの回復量も普通のげんきチャージに比べれば少ないです。効果量はげんきチャージのおおよそ9割くらい。これら条件がそろってしまうと、どうあがいてもヒーラーとしての役割も果たしづらくなる。
総評
時代がトゲデマルに追いついていない。そんな印象です。なので現状進んで厳選・育成する子ではなさそう。
ちなみに私はトゲデマル推しなので、この記事は血の涙を流しながら書いてる。辛い、辛すぎる。それに厳選もあっさり終わったのに・・・あんまりだよ運営・・・。
トゲデマル厳選も1匹目で終わるとかワイ死ぬんか……?#ポケモンスリープ pic.twitter.com/TWVpdOkxdL
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2025年12月24日
スキルレベル上げが大前提なのでメインスキルのたねを大量に使うし、育成完了してもチーム編成をかなり気を付けなければバリューが発揮できない。そもそもチーム編成を頑張っても他のメンバーのほっぺすりすりでのスキル発動回数はそう変わりはしない。加えてヒーラーとしての役割も果たせない。どうすればええんやこのハリネズミ・・・。
例えば今後はがねタイプの強スキル持ちでんせつのポケモンが実装されるなど、環境がトゲデマルの背中を押してくれる場合、もしかすると評価が一転するかもしれない。あとは上方修正に期待するとかね。もしかすると現状でも使い道があるかもしれないので、推しポケということもあって可能性は引き続き探ってはいきます。が、一般的には無理して厳選・育成する子でなないかな~・・・。
※トゲデマルの可能性を探る記事はこちら(随時追記予定)

