プレイヤーキラー (Player Killer, PK) とは、オンラインゲーム、特にMORPGやMMORPGにおいて、他のプレイヤーに対し、何らかの目的で攻撃を行うプレイヤーを指して言う。その行為をプレイヤーキル (Player killing) と言い、これもPKと略す。
頭お花畑量産ゲームことアッシュテイルをお遊びの皆様ごきげんよう、吉田です。
今回は「PK可能エリアでPKするなマン」という突然変異種のご紹介です。
「え？PK可能エリアなのにPKするなっておかしくないか？」って？
彼らには小学生でも理解できる論理が通じません。
私もアッシュテイルというゲームをサービス開始から遊んできまして、これら突然変異種に何度も出くわしてしまいました。そこで実際の体験談を基に彼らの生態を紹介しようと思います。
名誉奇襲部隊員と天空の城、一気に記事にしようとしましたが思ったより長くなりましたので、今回は名誉奇襲部隊員編です。
【復習】名誉奇襲部隊員とは？
多くのアッシュテイラーの皆さんには懐かしの名誉奇襲部隊員。
レベル90でしたっけ、95でしたっけ？そこに到達すると遊べなくなる対人コンテンツです。
この名誉奇襲部隊員、全エリアPK可能となっており、各自ポイントを貯めるためにモンスターやプレイヤーと戦闘をおこないます。
そんな対人全開のコンテンツにもPKするなマンは生息しています。具体的な発言内容を見ていきましょう。
宝箱エリアで攻撃禁止が暗黙のルール
サーバーができたての頃に最盛期を迎える勢力、それは「宝箱エリアで攻撃禁止が暗黙のルール」勢です。宝箱エリアとは採集区のことですね。
前述しましたが、この名誉奇襲部隊員で使用するフィールドは全域でPKが可能です。つまりどこもかしこも戦闘エリア。しかしPKするなマンはですね、戦闘エリアでのPKを許さないのです。
PKしたい人は真ん中のモンスター撃破区でやれというのが彼らの言い分。なんでPKする場所を赤の他人に指定されないといけないのでしょうか？しかも彼らは言い分が聞き入れられないとなると怒涛のチャット攻撃をしてきます。
まずは周辺チャットで喚き散らします。それがダメとなると世界チャットに移動してまた喚き散らします。こいつらは世界チャットに書き込む前に「言うことを聞かないと世界チャットで晒すぞ、いいのか？」と脅してきます。やってることがヤクザのそれです。彼らの脳内は「運営が決めたルール＜自分が決めた謎ルール」なのです。もうこの時点で関わってはいけないやばいやつとわかりますね。
世界チャットでは「XXという人が宝箱エリアでPKしている」という話から「XXが属しているギルドはクズだ！」というターゲットの変更。最終的には「XXには関わらないようにして引退させよう！」まで話を広げていきます。自分ルール（笑）で他人を引退に追い込もうとさえします。神にでもなったつもりでしょうか？だいたい世界チャットでイキると、PK擁護派から総叩きを喰らって静かになります。
周辺チャットでも聞き入れてくれない（当たり前）、世界チャットで言いふらしたら逆に言い返された（当たり前）となって顔真っ赤になったPKするなマンは、最後の手段である個チャを送るを敢行します。まぁ初対面の人にいきなり命令してくる奴とかブロックされるのが関の山なんですけどね。
あ、ちなみにこの話に出てくる人たちは2月5日にできたばかりのミルトニア10の住民です。気になる人はミルトニア10に乗り込めええええええ！！！！
い つ も の#ミルトニア10 pic.twitter.com/KvIPcTaZJb
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2021年2月5日
※新規サーバーにいる人たちの解説はこちら☟
鯖がまだ若すぎるのかな？
PKするなマンは自分たちの考えが絶対という思考回路です。つまり自分たちは神のような存在と勘違いしているのです。これは先述しましたね。そんな自分を神と思っているからこそ出てきた発言が「鯖がまだ若すぎるのかな？」です。
これは私が所属しているラクーム2の名誉で起こった出来事です。
私はこの日も意気揚々と宝箱エリアでPKをしようと名誉に参加しました。すると私がPKをするまでもなく周辺チャットが荒れているではありませんか！どうやら先客がいたようです。
いつも通り宝箱エリアでは攻撃禁止と宣うPKするなマン。例にもれずPKを続けるならワルチャで名前を晒すと言っています。また自分を神と勘違いしているやばい奴がいますね。
宝箱エリアは戦いたくない人が平和的にポイントを稼ぐ場所だそうです。
そういう人は入り口の安置に待機してればいいんじゃない？（ﾊﾅﾎｼﾞﾗｸｰﾑ）
PKするなマンの矛先はギルドにまで及びます。ギルドの教育（笑）が行き届いていないのがいけないらしいです。義務教育の場じゃないんだからさ・・・。
人単位で攻撃しても言うことを聞いてくれない、ギルド単位で括って攻撃してもダメ。どんな手を使っても自分の意見に従ってくれない人を見かねた神はこう言い放ちます。
「鯖がまだ若すぎるのかな？」
ついにサーバーのせいにし始めました。「俺は悪くない！サーバーが悪いんだ！」。これぞ神の所業。サーバーそのものにイチャモンを付けるとはさすがは神、いや魔王。どうするんでしょうか、ラクーム2を見限ってほかのサーバーに転生するのでしょうか。
その後、ラクーム2で魔王リコさんを見たものはいませんでしたとさ・・・。
地獄だぜ
またまた意気揚々とPKしようと名誉に参加すると、またまた周辺チャットが賑やかになっていました。どうやら500ポイント以上を貯めた人が名誉のフィールドに居座っているとのことです。
え、何が悪いの・・・？
今回の主人公「大地」というお方はまたもや神の視点を持つ男。サーバー全体を俯瞰できる視点をお持ちでした。
大地曰く「名誉で500ポイントを稼いだらすぐに退出するべきだ」とのこと。なぜなら、ずっと居座っていると、500ポイントを貯めることができない人がアシュテを嫌いになって引退、結果サーバーが過疎になるからだそうです。
？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
皆さん落ち着いてください。
実際に現場を見た私がその時の状況を解説します。
名誉の真ん中のエリアには大地が言う通り500ポイント以上を稼いだ人が5人ほどいました。階級は当時で豪傑くらいだったと記憶しています。そこにポイントがまだ200くらいだった大地（階級は精鋭）がポイントを稼ぎにやってきました。豪傑の人とは別陣営でしたので、大地はあっさりやられてしまいました。
宝箱エリアや上のモンスターエリアを見ると人は誰もいません。つまりポイント効率は悪くても、そちらに移動すればポイントを稼ぐことができました。しかし意固地な大地は真ん中のエリアでポイントを稼ぎたがります。ポイントを稼ぐ効率が一番いいからです。あ、そんなこと言っている間にまたやられてる・・・。
つまり、大地は自分が弱くて真ん中のエリアで狩れない、悔しいという話をサーバーの話に転嫁させていただけだったのです。この後も大地は「弱い人に名誉を譲れ」だの「PKばっかりして楽しいのかよ」だの戯言を繰り返していました。
吉田「PKエリアだっつってんだろ！（大声）」
大地の戯言も真ん中で放置していただけの豪傑の人には届きませんでした。
その後、ラクーム2で大地を見たものはいませんでしたとさ・・・（デジャブ）
※おまけ：類は友を呼ぶという話
【朗報】名誉でボコられて名誉を「地獄」と表現した大地と、名誉でボコられて「鯖がまだ若すぎる」という名言を残した魔王リコ、同じギルドだった pic.twitter.com/uJBQo04ggs
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2020年1月25日
いかがだったでしょうか？
似たような話は皆さんが所属しているサーバーでもあったかと思います。ほかにも「上のモンスターエリアやトーテムはサブを連れた人専用のエリア！PKしてはいけません！」とかわけのわからないことを言い始める人もいましたね。そんな人は見つけ次第PKしてましたが。
次回は天空の城編です。ネタが多すぎて絞り切れないよ・・・。
