ワカクサ本島を飛び出して次にたどり着く島、多くの人の場合はそれはシアンの砂浜になることでしょう。シアンの砂浜のカビゴンの好みのきのみを集める兼食材集め係として重宝されるのがゼニガメです。
多くの皆さんは食材係としてゼニガメを育てているのではないでしょうか？そんなゼニガメですが、レベル30になると2つ目の食材が解放されます。その食材はモーモーミルクとリラックスカカオですが、よくどっちの食材の組み合わせ、具体的にはミルクだけ集めるのとミルクとカカオそれぞれ集めるどちらのほうがいいのか論争をよく耳にします。
そこで今回は、レベル30の食材がミルクのカメックスを使っている私の使い勝手に対する感想や今後の可能性について記事にしようと思います。
【復習】カメックスが集める食材
レベル60にマメミートがありますが、それ以外はミルクかカカオの2択です。現時点でポケモンのレベル上限は50のため、カメックス（レベル27でカメールから進化するため今後はカメックスで話を進めます）が集める食材は「ミルクだけ」か「ミルクとカカオ」の2択となります。
ミルクだけ集めるカメックスの使い勝手はどうか
正直使いづらいというのが率直な感想です。
現時点ではミルクとカカオそれぞれ集める個体がめちゃくちゃ羨ましい。理由はミルクを集める数の多さとミルクが使える範囲の狭さにあります。
ミルクを集める数が多すぎる
これは3食食べさせたあとの手持ちの食材一覧です。数を見るとミルクがなかなかの数残っていますね。しかし補足すると、私は毎食ミルクを余計に15個ほど鍋にぶち込んでいます。レシピで30～40個食材を使い、残りをすべてミルクで埋めるという寸法。つまり1日に45個ほど余計に使っているにも関わらずこれだけの数のミルクが余っているのです。
正直使った数より手に入れる数のほうが多いという印象。あきらかに供給過多。あ、念のため補足しますが、パーティにミルクを集める要員はカメックスだけです。それでこれ。牛乳配達業者、それがぼくのカメックス。
ミルクを使うレシピのエナジー量がどれも微妙
まだカレー・シチュー週はいいです。カカオの出番はほぼなく、ミルクの需要もそこそこありますから。
問題はサラダ週とデザート・ドリンク週です。
まずサラダ週ですが、ミルクを多く使うレシピはゆきかきシーザーサラダ、メロメロりんごのチーズサラダ、モーモーカプレーゼの3つです。あくまで私の場合ですが、シアンの砂浜に長期滞在している場合、カメックスのお供となるきのみ係はオーダイルになることが多いです。そんなオーダイルはマメミートやピュアなオイルを集めてきます。
その2匹の組み合わせだとゆきかきシーザーサラダや難なく作れますね。メロメロりんごのチーズサラダやモーモーカプレーゼはもう1匹別の食材を集めるポケモンが必要。メロメロりんごのチーズサラダはとくせんリンゴ15個とかなりの数要求されるため、モーモーカプレーゼが安パイでしょうか。カメックスの食材ゲットスキルもあればあんみんトマト6個を集めるのはそれほど難しくありません。とはいえ両方のレシピとも運の要素が絡むのは事実。
一方でムラっけチョコミートサラダはリラックスカカオとマメミートというカメックス・オーダイルコンビで問題なく集められる食材たちです。しかもエナジーはほかの3つのサラダを圧倒しています。2匹で安定してこのレシピを供給できるのは大きい。ミルクばかり集めてくるカメックスだと、最悪ゆきかきシーザーサラダを作る羽目になります。この差はでかい。
デザート・ドリンク週はさらにきつい。上記画像に載っているレシピのほとんどにリラックスカカオが要求されます。つまりデザート・ドリンク週で料理のエナジーを稼ごうと思えば常にカカオが必要になるわけ。
ミルクだけとなると、せいぜいおおきいマラサダが限度でしょう。ずっとマラサダ生活と、片や基本的にははりきりプロテインスムージーやあまいかおりチョコケーキ、たまにあくまのキッスフルーツオレやふくつのジンジャークッキーという生活だと、明らかに後者の方が料理の獲得エナジーが多くなります。
このように考えると、ミルクだけ集めてくる場合はミルク過多となり、かつ作れる料理の幅も狭くなるのがわかります。その点カカオも集めてくるカメックスは現時点で非常に無駄のない完成された構成です。
あ、そうそう、単純に食材のエナジー量でもカカオはミルクの約1.5倍あります。余った鍋に材料を入れる際にもそれだけエナジー量に差が出るのです。カカオ圧勝。隙なし。
ミルクカメックスの今後の可能性
現時点ではミルクとカカオのハイブリッドカメックスのほうが使えます。では未来永劫そうかと言われると正直まだわからない部分があります。
スポット起用
わからないと言ったポイントは、料理によるパーティメンバーのげんき回復＆睡眠によるげんき回復がボックスのポケモンにもおこなわれるということが起因しています。
両方ともポケモンのげんきを回復する手段が増えるという趣旨の話ですが、ということは1日で稼働するポケモンの数が増えるということを意味します。例えば、少しミルクが欲しいとなった場合、数時間だけミルクだけ集めるカメックスを採用するというイメージ。
今は回復手段が睡眠かげんきマクラという課金アイテムしかないため、現実問題6匹以上のポケモンを稼働させることは難しいです。しかし今後げんきの回復手段が増えることで、スポットで足りない食材を調達するということも可能となります。その際、例えばミルクが欲しいのにカカオも集めてくるカメックスとミルクだけ集めてくるカメックス、どちらが有用化と言えば間違いなく後者。つまり1つの食材に特化したポケモンこそ輝くのです。
正直この話は料理によるパーティメンバーのげんき回復量＆睡眠によるげんき回復がボックスのポケモンにもおこなわれる際のげんき回復量次第です。これが大した量でなければ、この運用はなかなか難しく、結果現状のカメックスの評価と変わらないでしょう。ただ回復手段が増える以上、スポットでの食材調達運用は可能と思うんですよね。その際1つの食材だけを集めるいわゆる特化型が輝くはず。
※昼寝ができる人なら、料理のげんき回復を待たずともスポット運用はしやすいですね。昼寝まで食材ポケモンを起用し、昼寝で稼働分のげんきを回復。その後きのみポケモンと入れ替えるやり方。
ミルクを大量に使用する新レシピの実装
これはあるかもしれません。さすがにレシピが今のものがすべてとは思えません。ゆくゆくはミルクを大量に使った高エナジーレシピが実装されるかもしれない。そうなれば、一気にミルクだけ集めるカメックスが輝きます。まぁ妄想ではありますが、この可能性は割とありそう。
最後は私の予想の話となりましたが、「いや～間違えてミルクだけ集めてくるカメックス育てちゃったよ～」という人もまだ希望を捨ててはいけません。ゲームの仕様なんてどこでどう変わるかわかりません。いろんな可能性を見据えて、あまり拘り過ぎずポケモンを育てていきましょう。
