とある方から𝕏経由でおてつだいブーストについてご質問をいただきました。𝕏だと文字数の制限もあって詳細に伝えられないため、ブログの記事という形を通して回答します。
※もちろんご本人からは許可いただいています。
ちなみにこのようなご質問はいつでもウェルカムです。ブログに取りあげるかもですが、それでもよければいつでも𝕏のリプやDMで質問くださいませ!なおありがたいことに毎日相当数のDMをいただいているので、回答に時間がかかることがあります。ご容赦くださいませ。
質問
ライコウのメインスキルであるおてつだいブーストですが、スキルレベルを上げても効果量が同じな場合があります。例えばスキルレベルが2でも3でも進むおてつだい回数が3回と同じなようにです。おてつだいブーストはスキルレベルを上げないほうがいい場合もあるのでしょうか?
回答
おてつだいブーストの効果量には種類ボーナスも存在します。種類ボーナスの効果量も加味すると、スキルレベルは上げたほうがいいです。
効果量の基礎値
この説明文にある通り、おてつだいブーストが発動するとチームのポケモン全員のおてつだいが即完了します。レベル2の場合は3回完了するのですね。レベルごとの完了するおてつだい回数は以下の通りです。
- レベル1:2回
- レベル2:3回
- レベル3:3回
- レベル4:4回
- レベル5:4回
- レベル6:5回
この回数だけを見ると冒頭の質問が出てくるのも当然です。メインスキルのたねの数が限られている場合、「今レベル2だけど無理にたねを使って3に上げなくてもいいな。だって完了するおてつだいの回数一緒じゃん」となりますね。ただおてつだいブーストの効果量にはもう1つの要素である"種類ボーナス"が存在します。
種類ボーナスとは
おてつだいブーストには種類ボーナスという考え方がありまして、さきほどの基礎値に種類ボーナスの数が加わり、その結果がスキルの効果となります。じゃあ種類ボーナスとは何ぞやなのですが、チーム内にスキルが指定しているタイプのポケモンが何種類いるかというものです。
ライコウを例に考えてみましょう。ライコウのメインスキルはおてつだいブースト(でんき)です。スキルが指定しているタイプとは()内のもの、つまりでんきタイプ。ライコウの場合、チーム内にいるでんきタイプのポケモンの種類数が種類ボーナスになります。
例を挙げてみましょう。
- ライコウ、ライチュウ、ピカチュウ、ピチュー、デンリュウ→5種類
- ライコウ、ライチュウ、ピカチュウ、ピチュー、ピチュー→4種類
※同じポケモンは当然別種類とはならず1種類と計算 - ライコウ、ピカチュウ(ホリデー)、ピカチュウ(ハロウィン)、ピチュー、デンリュウ→5種類
※イベント限定ピカチュウは別種類と計算 - ライコウ、ライチュウ、ピチュー、ピチュー、メガニウム→3種類
※でんきタイプでないメガニウムは種類数にカウントされない
となります。
ここで勘違いしてはいけないのですが、先ほどの例の一番最後の以下はでんきタイプのポケモンの種類は3種類でしたが、
おてつだいが完了するスキルの対象は全ポケモンです。つまりメガニウムも対象。種類のカウントはでんきタイプのみですが、効果範囲はチームメンバー全員です。メガニウムのおてつだいも即完了します。
最終的な効果量はどうなるのか
おてつだいブーストには基礎値と種類ボーナスがあることがわかりましたので、それでは最終的な効果量は一体いくつになるのでしょうか。それを表したのが以下の表です、
冒頭の質問に戻ると、たしかに基礎値であるおてつだい回数はレベルを上げても変わらない場合がありますが、種類ボーナスはレベルが上がると回数が増えます。厳密に言うと増えないときもあるけど、その場合は基礎値が逆に増え、結果的に効果量は増えています。
おてつだいブーストの回数の計算方法は少しややこしいので、この表を都度確認して回数を確認しましょう。