ついに本日、新ポケモンのウパーとヌオーが実装されました!!!あのアホ面をポケモンスリープでも見れる日々が来るとは!またポケモンスリープの癒し度合いが増しましたね。
今回の記事ではそんなヌオーの性能について深堀していきます。どのような性能をしているのか。ヌオーは厳選すべきポケモンなのか。
基本情報
皆さんが気になっていたとくいなものですが、蓋を開ければ食材でした。
別の記事で私は「ヌオーは新スキルをひっさげたスキルタイプがいいなぁ。今後新スキル実装するって言ってたし。でもこの運営のことだからきのみタイプや食材タイプで実装しそう。"クワッス実装したばっかりじゃん"という話なんて完全無視しそう」と書きましたが、なんかその通り食材タイプで来ましたね。とくいなものの偏りとかは一切気にしない。この完全ランダム性こそポケモンスリープの運営の醍醐味。ソシャゲのガチャを引いているみたいや。
肝心の食材ですが、レベル1からあじわいキノコを持ってくる初のポケモンとなりました。ここがヌオーの唯一無二性になりますね。このあと書きますが、まず第一に気になるのは「キノコゲンガーと比較してどっちのほうが多くキノコを持ってくるのか」。他にもポテト係としての可能性も見えます。こっちもニャオハが実装されたばかりなのにね。いきなり競合の登場。果たしてポテト側はどうなる?
メインスキルはげんきチャージSということで、「げんきチャージ持ちのポケモン=高稼働=食材タイプはぶっ壊ればかり」という印象。具体的にげんきチャージ持ちの食材タイプはウツボット・カイリュー・バンギラス・ラウドボーンですね。全員最強。なのでヌオーも同じなのかがポイント。これも後述します。
あじわいキノコ係
それではここからは各食材の係としてどれくらい価値があるのかを見ていきましょう。まずはあじわいキノコ係。先述の通りレベル1からあじわいキノコを持ってくる初の食材タイプのため、まず初めに考えたいのはすべてのレベルであじわいキノコを持ってくるキノコ係としてどうなのか。
レベル30・60でそれぞれ持ってくる個数を確認していきましょう。競合はゲンガー。あ、ちなみに計算する際の前提ですが、サブスキル・せいかく無補正、げんきエールやオールのげんき回復は加味しない、睡眠時間は一括で8時間半です。
レベル30
まずはレベル30前提で比較してみましょう。
- ヌオー(キノコ/キノコ):41個
- ゲンガー(ハーブ/キノコ):31個
もちろん集めるきのみが違う&ゲンガーはハーブも持ってくるという差はありますが、キノコの個数だけで比較するとヌオーの勝ちとなりました。なのでキノコ係という視点で見るとヌオーは厳選する価値がありますね。
レベル60
じゃあレベル60はどうなんだでいうとこう。
- ヌオー(キノコ/キノコ/キノコ):54個
- ゲンガー(ハーブ/キノコ/キノコ):45個
レベル60でもヌオーの勝ち。結論、キノコ係としてヌオーは厳選すべきと考えます。まずは全食材キノコのヌオーが欲しいですね。まぁ全食材同じにするのが難しいんですけどね・・・。
ほっこりポテト係
続いてはほっこりポテト係としてどうかを見ていきます。こちらは基本的にレベル30と60の食材をポテトで考えています。
レベル30
ではまずはレベル30で考えてみましょう。
結果、ポテト係としては競合が多く優位性がないことが分かりました。なのでレベル30環境においてはポテト係としての厳選はおすすめしません。げんきチャージS持ち、かつ(後述しますが)発動回数も多いウツボットやALLポテトで使いやすいマスカーニャあたりをポテト係としては優先したい。
レベル60
レベル60で潮流は変わるのか。
60環境だとヌオーが頭一つ抜けました。が、ウツボットやマスカーニャとの差が微差なので、ヌオーでもいいけどヌオーじゃなくてもいいねというなんとも微妙な結果に。なので誰を選択するかは手持ちと要相談ですね。
ただキノコでわかるようにヌオーの価値は何よりもキノコ係なので、まずはヌオーはキノコ係として育成し、ポテトはほかのポケモンで賄うがいいんじゃないですかね。ただでさえポケモンスリープは育成が難しいゲーム。なのでよほどアメが集まりやすい個体以外は唯一無二の性能を活かして育てたい。とするとヌオーはキノコ係で育てたいなぁ。ポテト係としても優秀ですけどね。しかしポテトは対抗馬が多いというのが現状。
複合係
ではここからは複数の食材を持ってくる係としてどうかを見ていきます。これは持論なのですが、食材ポケモンは2つの役割があると思います。
- 単一の食材を大量に持ってくる役割
- 2種類の食材を均等に持ってくる役割
1つ目は欲しい食材を早期に集めるであったり、特定の食材を大量に使う or 複数種類の食材を大量に使うレシピ作成のために起用するというものです。2つ目は複数種類の食材をそこそこの量使うレシピ作成のために起用するというものです。
基本的に腐らないのは1の役割なので、まずは全食材同じものを持ってくる個体を各食材タイプ厳選したい。いわゆるAAA個体というやつです。そして余裕があればAABやAAC個体を厳選したい。例えばれんごくコーンキーマカレーのようにうまくハマるパターンもありますからね。
なのでここからは優先度は下がりますが、複数の食材を持ってくる係として活用幅はどうかを見ていきます。
キノコ/キノコ/ポテト
まずはキノコとポテトを集める係として見ていきます。キノコとポテト両方を集める食材ポケモンは実はもういまして、それがゴローニャ。あ、レベル60前提で考えています。比較するとこんな感じ。
- ヌオー(キノコ/キノコ/ポテト)
- キノコ:28個
- ポテト:41個
- ゴローニャ(大豆/ポテト/キノコ)
- キノコ:22個
- ポテト:22個
こう見るとヌオーのほうが優勢ですね。ちなみにヌオーの食材の並びを(キノコ/ポテト/キノコ)にするとキノコとポテトの数がほぼ逆転します。
使い道はあるのかというと、現状はキノコのほうしカレーとほっこりホワイトシチューに必要なキノコとポテトを1匹で賄えるねくらい。今後の可能性は新レシピの実装状況次第なので、厳選の優先順位が高いかといわれればそうではないですね。今後に備えようねレべル。
キノコ/キノコ/ミート
では続いてキノコとミートの組み合わせの可能性はどうでしょうか。キノコとミートという組み合わせにおいては、ヌオーが唯一無二となります。肝心の集める数はこちら。
- キノコ:28個
- ミート:49個
さすがにレベル60のミート数が12というのもあって結構な数になりますね。では活用するタイミングはというと、現状のレシピではニンジャカレーが対象。
3食分のミートとキノコを集めてくれます。では残りの大豆とながねぎはというときれいにウェーニバルが2種類の食材を集めてくれるのですが、肝心の数がなかなかにきつい。仮にサブスキルに食材確率アップMとS、せいかくで食材確率上昇を実現できれば、大豆は約70個、ねぎは約40個を集めてくれるのでギリ賄えます。ちなみに食材の組み合わせは大豆/大豆/ながねぎです。
というわけで、そんな神ウェーニバルをお持ちならこの組み合わせのヌオーを狙う価値があります・・・が、そこまでしてニンジャカレー作りたいですか?と言われればぶっちゃけそれほどの価値は無いような・・・あ、これは言わないお約束か。失敬失敬。まぁ今後どんなレシピが追加されるかはわかりませんしね。
げんきチャージSの発動回数
最後にげんきチャージSの発動回数も試算しておきましょう。先述の通りスキルがバンバンバンギラス(激寒)発動するなら、ヌオーを寝かさない運用も可能かもしれない。結果はこちら。
残念ながら不眠ヌオーはなかなかに厳しいですね。他のポケモンたちは2回進化をするのでスキルレベルは基本的に3。一方でヌオーは1回進化なのでレベルは2。その差も相まってほかのポケモンと同様のげんき回復を期待すると痛い目を見ますね。気休め程度なスキルと思っておくのが吉。
結論
というわけでヌオーに対する結論は以下。
- まずはすべてキノコを集める個体を確保しよう
- ポテト係としてはほかに優秀なポケモンが多くいるので、厳選優先度は低い
- キノコ・ポテト、キノコ・ミートの複合係は余裕があれば厳選で、あくまで余裕があればね
- げんきチャージはあまりあてにしないほうがいい
でした。
キノコ係としてかなり優秀かと思うので、1家に1匹はキノコヌオー確保しておきましょう。そうなるといよいよ肩身が狭いのが元祖キノコ係だったゲンガーです。ハーブ・キノコという唯一無二の組み合わせは健在なのでそこでの価値は一定ありますが、キノコ係はというと・・・。それにハーブ係としてもカイリューがいますしいよいよ単一食材係としては厳しくなってまいりました。ゲンガーについての深堀は明日にでもしようかなと思いますのでお待ちくださいませ。