回答:リサーチ結果を見なければいい。
いや、そういうことじゃなくて真面目な話です。
ポケモンスリープを遊ぶ皆さんの多くはワカクサ本島の次にシアンの砂浜に上陸するでしょう。シアンの砂浜できのみエナジーを稼ぐには、現地でワニノコを捕まえて育成するのが手っ取り早いです。このことから、シアンの砂浜で睡眠タイプぐっすりを出してワニノコを厳選し育成する。この流れが序盤の王道の流れとなりつつあります。
そんな完全無欠の攻略ロードを邪魔するポケモンがいます。それがウソハチ・ウソッキーの"嘘木一族"です。おそらくシアンの砂浜のぐっすり経験者ほぼすべてが同じことを思ったのではないでしょうか?「あいつら出てきすぎだろ・・・」と。
そこで今回は、ワニノコを厳選・育成するにあたって必ず立ちふさがってくる彼らを出現させない方法はないのかを、過去の私のリサーチ結果を基に探していきます。
前提
詳細はこちらの記事を見てほしいのですが、私はリリース日から今までの睡眠データを細かくすべて記録しています。そこそこデータが集まってきた(特にワカクサ本島とシアンの砂浜は)ので、それらデータから見える傾向や情報を私なりに分析して皆さんに還元しようと思います。
もちろんデータがある程度集まったとはいえ、分析に足るほどのデータ量かと言われればまだまだ微妙です。また分析も見落としや偏りがあるかもしれないので、「はぇ~そういうデータや見方もあるんだなぁ~」くらいで捉えてください。
加えて私自身プレミアムパスのみ課金しているため、超高ねむけパワーのデータはほぼありません。なのでそのあたりの情報に関する分析はできないので勘弁してください。誰か金を入金しれくれれば頑張りますよ、えぇ(笑顔)。
万が一今後データがより蓄積された結果、結論が変わったとしても許してクレメンス。そのときは記事修正するからさ。
結論
そんなものはない(絶望)。
そう導き出した理由を泣きながら書いていきます。
このデータを見てください。これは私がシアンの砂浜でぐっすりを出した時のデータ一覧で、ねむけパワーの値で昇順ソートをかけたものです。ポケモン名はよく見るポケモンたち(フレンドポイントが5~7)に絞って表示しています。
ここから分かることを順不同で列挙していきます。
考察①:ワニノコの出現数が少ない
ワニノコの出現数の少なさは顕著ですね。私がシアンの砂浜のぐっすりで見かけた数は以下の通り。
なんとな~く感じてはいましたが、御三家のポケモンはほかのポケモンと比較して出現率が低めに設定されていそうです。
考察②:ウソハチ・ウソッキーの出現数は特別多くない
今度は逆にウソハチ・ウソッキーに焦点を当ててみると、出現数は言うほど他と比べて多くありません。ププリンやタマザラシも同じくらい、もしくはそれ以上の数出ています。
でも私も含めて皆さんの体感は彼らはほかのポケモンを圧倒する出現割合な感じがしますよね。それはおそらくウソハチとウソッキーを"嘘木一族"という同種と捉えているからではないでしょうか?
こう考えると納得がいくのではないでしょうか?ププリンやタマザラシが1匹いれば嘘木一族は1.5~2匹いる計算になります。私は感覚とこの数値が合致しますがみなさんはどうでしょう?
ちなみに多くの方がシアンの砂浜のぐっすりで手に入れたいワニノコを1匹見つけるまでにほかのポケモンに出会う数はというと、
あ~そりゃ嘘木一族は害悪だわ。そりゃ忌み嫌われる。
ワニノコ1匹見つけるのに嘘木一族には3~4匹遭遇するなんて多すぎる。ピチューとピカチュウなど、ベイビィポケモンと進化後のポケモンは出現する睡眠タイプがそれぞれ違うものばかりです。一方嘘木一族は例外的に同じ睡眠タイプで出現します。このことが真の原因なのでしょう。せめてほかのベイビィポケモン同様分散させてくれたらもっと印象も違っただろうに・・・。
考察③:ウソハチ・ウソッキーの出現数とねむけパワーの相関はない
では本題の「シアンの砂浜(ぐっすり)でウソハチ・ウソッキーを出現させない方法はあるのか?」ですが、このデータを見る限りありません。泣きたい。この方法の糸口を見つけたくてデータとにらめっこし始めたのに、見れば見るほどそんな方法がないことが明らかになっていく。なんだこの絶望的な作業は。
相関がありそうなのは唯一ワニノコくらいです。ねむけパワーが1,000万前後あたりから出現数が増え、2,500万を超えるとコンスタントに出現してくれそうです。
一方嘘木一族を含めほかのポケモンはというと、どんなねむけパワーであっても安定して1~2匹は顔を出します。ゼニガメもププリンもタマザラシもどんなねむけパワーであっても出現が期待できそう。
考察④:ねむけパワーを増やせば増やすほどほかのポケモンの出現数が増える
ここまでの考察で絶望した皆さん。安心してください。ここからはようやっと希望が持てる話です。
考察③までで分かったことは、「嘘木一族はどう頑張っても"一定数"出現する」ということ。でもこうとも言えますよね。それは「どんなねむけパワーでも嘘木一族が出現する数に大きな変化が見られない」ということ。
リサーチ時に出現するポケモンの数はねむけパワーに応じて増えます。ということは、ねむけパワーを増やせば増やすほど嘘木一族以外のポケモンの出現数が増える傾向にあるということです。
このデータは、ねむけパワーごとの総出現ポケモン数と嘘木一族が出現した数。そして他のポケモンが出現した数を一覧にしたもの。見てわかる通り嘘木一族の出現数はねむけパワーの増加に比例せずほぼ一定の範囲(0~3匹)に収まっています。
一方他のポケモンの出現数はねむけパワーの増加におおよそ比例して増えています。なので嘘木一族との遭遇は避けられない事実だが、他のポケモンに多く遭遇したければねむけパワーを増やせば増やすほどいいということが言えます。当初の目的である嘘木一族以外の厳選がしたければ、ひたすた愚直にねむけパワーを増やすことに注力しましょう。
というわけで、私が貯めたデータから見えてくることをつらつら書きました。どうでしょう。少しは希望が見えたのではないでしょうか?もうあいつらに遭遇するのは必然だから仕方ない。であれば他のポケモンと如何に遭遇する確率を上げるか、これを念頭にシアンの砂浜でのぐっすりライフを堪能しましょう。