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課金中毒者の日記

課金は人生、課金は文学

【ポケモンスリープ】カイロスは厳選・育成すべきポケモンか?

カイロス・・・ムシキングポケモン、小学生男子に人気。

ちょうど今朝のリサーチで以前大量のサブレを食い逃げしたカイロスが出てきました。しかもチャンス付きで。というわけでサブレを投げて捕まえたのですが、まぁ微妙な個体なこと。でもじゃあ即博士送りにするか?というと非常に悩んでいるのが現状です。とりあえず性能を見てくれ。

たぶん多くの人は「いやいや、悩むところなんて無いでしょう。おてつだいスピードダウンのせいかくなんてゴミ!即博士送り!」となるでしょう。でも私はとても悩んでいます。記事を書いている今も悩んでる。

カイロスって間違いなく強みがある素晴らしいポケモンなのですが、なかなか厳選・育成に二の足を踏んでしまいます。そこで今回はカイロスというポケモンを深堀して解説します。なぜ私が二の足を踏んでいるのか。理由を話すことでこの悩みをみなさんとも共有できたら嬉しい。

 

基本スペック

顔怖いですね。こんなの見たら小学生ならちびっちゃいますよ。

そんなカイロス食材タイプポケモン。現在実装されているポケモンでは唯一無二の「あまいミツ」と「とくせんリンゴ」を一緒に集めてくれるポケモンです。

樹液大好きクワガタ

スキルはエナジーチャージSということでメインスキルには何の期待も持てません。逆に言うとメインスキルの発生確率が下がろうが何しようが無傷。厳選の条件が緩くなったとも言える。

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ゲットまでに必要なフレンドポイントは16とこれがかなりきつい。仮にチャンスが付いてボーナスサブレ+を投げたとしても残りは4ポイント。スーパーサブレを投げたところで満腹で逃げられることもザラにあります。

カイロス自体はそこそこ見かけるポケモンで、シアンの砂浜でならねむけパワー800万超えたあたりから、ワカクサ本島なら1,000万超えたあたりからぽつぽつ見かけるようになります。なので無課金の人でも週末には見かけるそこまでレアではないポケモンといえるでしょう。

価値

カイロスの価値はなんといっても集める食材の組み合わせにあります。ミツとリンゴを1匹で賄えるのは本当に素晴らしいです。無補正レベル30カイロス(ミツ/リンゴ)だと、1日にミツを約15個、リンゴを約37個集めてくれます。

たとえばカレー・シチュー週だと、おやこあいカレーに必要な4つの食材のうち2つを1匹で賄えます。3食安定して作るにはミツの数が足りないですが、それでも1匹で多くをカバーしてくれるのは嬉しい。

カイロス+エッグ係でおおかた揃う

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特に活躍するのはデザート・ドリンク週です。

必要なリンゴが多すぎる

たとえばこのネロリデトックスティー。驚異の毎食必要なリンゴ15個のほとんどをカイロス1匹でカバーできます。ポケモンゴープラスプラスを持っている人ならナイトキャップピカチュウがちまちま集めたリンゴ分で残りをカバーできそう。

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カイロスが輝くレシピ

ほかにもあります。このあくまのキッスフルーツオレはカイロスのためにあるレシピといっても過言ではありません。リンゴとミツをほぼ3食分カイロスでカバーできることに加えて、残りの食材もミルク/カカオのカメックスでカバーできるという、この2匹がいれば安定して作れる最強料理。

デザート・ドリンク週の最強料理

あとはデザート・ドリンク週の最強料理のプリンのプリンアラモードに必要な食材も1匹で2種類賄えます。さすがにミツの数はカイロスだけでは厳しいですが、それでもこの超高エナジー料理に必要な食材2種類を1匹で集めてくれるのはとても助かる。

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そんなわけで、カイロスの価値はなんといっても集める食材にあるのです。特にデザート・ドリンク週は神になれる。クワガタが神になる世界線・・・。

価値を発揮するまでが大変

そんな神クワガタですが、逆に価値を発揮するまでに長い道のりがあります。「厳選・育成難易度が高い」ということ。

ゲットが大変

まずはゲットまでのフレンドポイントの多さです。16ポイントということで、先述した通り仮にチャンスが付いてボーナスサブレ+を投げたとしても残りは4ポイント。スーパーサブレを投げたところで満腹で逃げられることもザラにあります。チャンスが付かなかった場合、スーパーサブレ5個+ポケサブレ1個使わせられます。ゲットまでがまずきつい。

また出現数もそう多くはないのもきつい。別に超レアポケモンというわけではないので、無課金でも週末には出会えますし、ある程度課金していれば週半ばから出会えるでしょう。それでもその辺のたねポケモン(進化先がある未進化ポケモンという意味で使用)に比べたら遭遇率は当然下がります。それにカイロスの睡眠タイプであるうとうとを出しづらい人からすると、とくちょうなしでなんとか出会わないといけないので幻のポケモンレベルでしょう。

育成が大変

出現数がそう多くないということは育成に必要なアメもなかなか集まらないということになります。もちろんリサーチ時のアメが手に入りづらいことはあるのですが、それに加えてフレンドからカイロスのアメが送られてくることも稀なのがより育成を難しくしています。いくら価値があると力説しても、正直もっと価値がある=活躍の幅が広いポケモンはわんさかいるわけで、多数のフレンドに送るアメとなれば多数が受け取って嬉しいアメを送るのが無難でしょう。となるとカイロスのアメを送る奇特な人はそうはいません。

カイロスの価値は食材であると話しましたが、それはレベル30にならないと真価を発揮しません。つまりレベル30まで育成がMUSTなのです。育成のハードルの高さと、30からしか価値を発揮しないこのミスマッチさがカイロスの厳選・育成をややこしくしています。

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厳選が大変

最後の関門はこれ。結局これ。厳選です。

私が考えるカイロスの厳選要素はこんな感じ。

  • 食材:初期食材がミツ、レベル30食材がリンゴ
  • サブスキル:以下のどれかがレベル10・25にほしい
    • おてつだいスピードM or S
    • 食材確率アップM or S
    • 最大所持数アップL or M or S
  • せいかく:以下のどれかが下がらないものがほしい
    • おてつだいスピード
    • 食材おてつだい確率
    • EXP獲得量

めっちゃきついと思いません?その辺の食材タイプよりも条件は厳しいと思っています。

食材の組み合わせはまぁこれまで説明してきた通り。この組み合わせでないと真価を発揮しないので妥協はできない。

サブスキルも当然必要なサブスキルたちです。特に最大所持数アップはほしい。進化する食材タイプならまぁ無くてもいいかな~と妥協するのですが、このクワガタは悲しいことに進化をしません。最大所持数アップが無い状態の最大所持数は19と、集めてくる食材数からするとかなり心もとない数です。レベル30食材のリンゴ5個を3回集めるともう残り4個になってしまいます。運が悪ければ1時間半ちょいで埋まる計算。別に日中帯はいいですが、寝ているときは致命的です。そのため最大所持数アップはむしろ最優先サブスキルといってもいい。

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せいかくにはEXP獲得量ダウンも避けたい。だってアメが全然手に入らないんだもん。ばんのうアメを使うかと言われると、もっと活躍の幅が広いポケモンがいるのでそいつらに使いたいのが本音。となるといよいよレベル30までが遠い。そこにEXP獲得量ダウンのせいかくなんてあった日には「いつ主戦力になるんだよ・・・」なんて話。

厳選・育成を渋らせる他の理由

ここまでカイロス自体の厳選・育成の難しさを話してきました。ここからはカイロス以外の事情からカイロスの厳選・育成を渋らせる理由を書いていきます。

代わりとなるポケモンがいないわけではない

たしかにミツ/リンゴを集めるのはカイロスだけで唯一無二です。これは間違いない。ではそれぞれ単体で集めるポケモンは?というと当然います。で、いるだけならそこまでカイロスの優位に変わりはないのですが、この代わりのポケモンが有能ぞろいなのです。それがライチュウフシギバナ

ライチュウの食材組み合わせ

ライチュウは集める食材にリンゴ/リンゴという組み合わせがあります。きのみタイプではありますが、おてつだいスピードが化け物級に速いため、相応の数食材も拾ってきます。無補正レベル30ライチュウ(リンゴ/リンゴ)が集める1日分のリンゴの数は約28個と、カイロスの集める数マイナス10個くらい。これまで例に挙げたレシピたちを3食作れないことはありません。少し足りないくらいの数。

なによりライチュウにはカイロスにない圧倒的なきのみエナジーがあります。きのみの数SやおてつだいスピードMなんて付いた日にはカイロスなんて目でもありません。無補正カイロス約4倍強のきのみエナジーを稼ぎます。この差はあまりにもでかい。

 

フシギバナの食材組み合わせ

次にフシギバナですが、フシギバナにはミツ/ミツという食材の組み合わせがあり、この組み合わせの無補正レベル30フシギバナは1日に約63個のミツを集めます。なんとカイロス約4倍の数。まぁミツ特化ポケモンなんだから当たり前ですが。

 

この2匹をうまく組み合わせればカイロスがいなくてもなんとかなります。

まずリンゴ役のライチュウですが、その圧倒的なきのみエナジー力から一度有能ライチュウを手に入れれば基本どのフィールドでもずっとお供してくれます。となると自然にリンゴもかなりの数貯まることになります。さすがに毎週毎週デザート・ドリンク週だと無理ですが、ほかの料理の週にリンゴを貯めまくればデザート・ドリンク週に新たにリンゴ要員を入れる、それこそカイロスを入れるなんてことが必要なくなります。

一方フシギバナはというと、ミツが欲しいときにピンポイントで使うのが良いです。なにせ1日に約63個ものミツを集めるんですから、2日ほどチームに入れてあげるだけで120個以上のミツを集めます。で、1週間分のミツが集まったなと判断すればボックスに戻せばいいのです。

このようにライチュウフシギバナを起用することでカイロス分の働きを代替することができます。

カイロスの上位互換ポケモンが出てくるかもしれない

これはただの妄想です。しかし未実装ポケモンの数は900を超えているため、当然出てくることが予想されます。もちろんいつ実装されるかなんてわかりません。数年後かもしれない。であればカイロスの価値は長期間変わらないじゃん!なんて思うわけですが、私の持論として「進化しない、もしくは1進化しかしない食材ポケモンは最終的に淘汰される」という考えがあります。これは当然最大所持量が関係しています。

ポケモンは1回進化するごとに最大所持量が+5されるわけで、2回進化すると+10となります。そしてレベル60食材の数は平気で5個とか6個というかなりの数になります。これらのことから分かるのは、レベル60を超えてくると最大所持量が少なくなりがちな進化しない、もしくは1進化しかしない食材ポケモン扱いが難しくなるということ。それこそ最大所持量アップのサブスキルを積む前提での運用が求められます。要介護されて初めて1人前というイメージ。

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この持論から、私は積極的にカイロスを厳選・育成しよう!とはなかなか思えないのです。もちろんこれは私の妄想前提の考えからに過ぎないので、他の方はこうは考えないかもしれませんが。

 

まさかカイロスについて4,500字も書くなんて思いませんでした。いつもの記事は大体3,000字いかないくらいなのに・・・。

長々書きましたが、私の中でカイロスの厳選・育成に踏み切れない感覚、および冒頭で見せたカイロスを博士送りにするか悩み続けている感覚が伝わりましたでしょうか?いろいろ総合的に考えると、よほど高性能のカイロスをゲットしない限り使うのが厳しい。しかしそもそもゲットが難しいのだから、カイロス前提での構築は考えたくない。でもロマンを求めてやっぱり高性能カイロスが欲しい。で、ゲットしたカイロスの性能は壊滅的に悪いわけではない。せいかくはおてつだいスピードが下がるが逆にEXP獲得量は上がるから、レベル30までの育成が楽・・・などなど。

こんなことになるから進化しないポケモンは捕まえたくなかったんだよ!!!捕まえさえしなければ悩むこともなかったんだ!!!やっぱりチャンスが付いてもサブレを投げないという強い意志を持つことこそが大事なんだな、うん。