ニューイヤーでピックアップされる初代御三家についての記事第2弾です。今回の記事は中編ですので、前編は以下からご覧くださいませ。
なお前・中・後編のお品書きはこちらです。
【個別の話】フシギバナの評価
では今回の記事はフシギバナの評価から始めます。
フシギバナも他の初代御三家と同様食材タイプなので、まずは食材の観点から考えていきましょう。
食材はミツだけを集める個体がおすすめ
フシギバナに求めたい食材としては現状のレシピから考えると圧倒的にミツオンリーの個体です。少なくともレベル1と30はミツにしたいところ。ミツってデザート・ドリンク週でめちゃくちゃ使えるんですよね。多くのレシピでミツを使うし、求められる数もそこそこに多い。
ミツを集める食材タイプはフシギバナ以外だとカイロスがいますが、そもそもカイロスはフレンドポイント16と捕まえるまでの難易度が高い、つまり厳選の難易度が高いです。もちろんカイロスはミツ/リンゴの組み合わせが優秀なので、食材の組み合わせ的にはミツ/ミツでもミツ/リンゴでもどっちでも悪くないのですが、サブスキルやせいかくのことも考えれば、フレンドレベル16のポケモンを優先して厳選するのはきつい。
その点フシギダネはフレンドレベル5で厳選しやすく、またミツ/ミツフシギバナはミツ/ミツカイロスよりもミツを多く持ってきてくれます。そのため厳選の観点からみても性能の観点からみてもフシギバナが最強。
※レベル30無補正ミツ/ミツが1日に集めるミツの数試算結果はこちら。
トマト集めはほかのポケモンのほうが優秀
じゃあレベル30の食材がトマトのフシギバナはどうなんだというとおすすめはしません。
トマト集めは競合ポケモンが多いのが現状でして、レベル30無補正の各トマト集めポケモンが1日に集めるトマトの数はこちらです(カッコ内はレベル1/30の食材)。
ミツとトマトを両方使う高エナジーレシピが実装されれば話は別ですが、現状そんなレシピはないことからフシギバナでトマトを集めるのはもったいないです。フシギダネが大量に出現するフィールドもないことから育成・進化用のアメもなかなか集まりづらく、複数体育成も非現実的。これらの状況から、ミツ/ミツのフシギバナが最優先といえます。
ちなみにトマト集めならウツボットがおすすめ。メインスキルげんきチャージSのおかげで全然げんきが減らず、結果長時間高稼働状態を維持できます。げんきが維持できる=寝なくてもげんき100%を維持できる確率が高いため、睡眠時はウツボットをほかの育成したいポケモンに変えるという運用も可能。小回りがきいて、かつトマトを早急に集めてくれるウツボットは優秀です。
こんな優秀なトマト係がいるからこそ、なおさらフシギバナでトマトは集めなくていいと思いますね。
きのみの数S持ちの評価
さて、ではそんなフシギバナにきのみの数Sは必要なのかという話です。これも前編のカメックスと同様あって困ることはありません。ミツ/ミツフシギバナの場合、現状のレシピを作り続ける観点からすると、集めてくるミツの数は過剰です。なのでずっとフシギバナを起用するなら、多少ミツの数が減ったとしても問題ないし、なによりきのみでエナジーを稼いでくれるのはありがたいです。そのためあるならあったほうがいいとは思います。
ただじゃあ純粋にきのみエナジーに期待したい役割かと言われればそうではありません。現状くさタイプのきのみタイプには、全きのみタイプのポケモンの中でもトップクラスの性能を誇るメガニウムがいます。なのでくさタイプできのみを稼ぐならメガニウムに任せたいところ。わざわざフシギバナにきのみの数Sを付けてまで運用するのはそこまで重要ではありません。
また、現在の仕様のままフィールドが追加されるなら、カビゴンの好みのきのみは3種類となります。ということは、各タイプ最大2匹きのみタイプを確保していれば、きのみタイプだけで好みのきのみを集めるチームを組めることになります。
メガニウムは超優秀なきのみタイプなので2匹は最低確保したい。となると残りの2タイプを3匹のポケモンでカバーすればいいので、それほどカバーの難易度は高くありません。そこにフシギバナをねじ込めるかというとなかなか枠がない。とすると無理してきのみの数Sを持たせなくてもいいかなと思う所存。
というわけで、私が考えるフシギバナについての話をいろいろ書いてきました。次回は最後にリザードンについて考えていきます。リザードンはな~かっこいいんだよな~もうその時点で厳選したい。翼広げたときとかめっちゃかっこいいし。
リザードンの翼を広げる姿かっこよすぎィ‼️‼️‼️#ポケモンスリープ pic.twitter.com/d3qEP6Rx7o
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2023年11月25日
あ、そうそう。内容だいぶ被っちゃってますが、以前書いたフシギダネの厳選ラインの記事も最後に貼っておきます。活用方法はほぼ同じ内容だから飛ばしてOKなのですが、後半にはどんなサブスキルがおすすめ?なんてことも書いているので、もっと具体的な厳選ラインを知りたい場合は見てみてくださいな。
※後編はこちら。