ホリデーイベントにて新たなポケモンたちが実装されました。前回はホリデーイーブイについての記事を出しましたが、今回はアローラロコン・キュウコンに関する記事になります。性能はどのような性能なのか、また厳選するべきなのかどうかを見ていきましょう。
性能
アローラロコン・キュウコン単体で見るのもいいですが、せっかくなら通常ロコン・キュウコンと比較する形で見ていきましょう。
まず睡眠タイプはぐっすりです。これはタイプがこおりタイプなのでそれに準じた形ですね。
とくいなものは同じくきのみタイプ。ここはどうなんでしょうね、リージョンフォルムはとくいなものは通常と同じとなるのでしょうか、それとも変わったり変わらなかったりするのでしょうか。このあたりは法則が分からないので不明。
メインスキルはへんこうとなっており、おてつだいサポートSです。おてつだいサポートS要員としてはスキルタイプではないのであまり期待はできません。それこそ常用起用してついでに発動すればラッキーくらいな位置づけでしょう。ただチームメンバー次第ですが、仮にきのみタイプで固めている場合はアローラキュウコンのおてつだいサポートSは強力なスキルとなるでしょう。そもそもアローラキュウコン自体がきのみタイプでエナジーを安定して稼いでくれますからね。それに加えて他のサポートもできるとなると、周り次第ですが優秀なポケモンと言えますね。
おてつだいスピードは通常と比べて少し遅くなっていますが、まぁここの比較はあまり意味が無いでしょう。それこそほのおとこおり両タイプが好きなきのみに該当しないなんてことが無い限りは。比較対象は同じくこおりタイプできのみタイプのトドゼルガと比較するのが適切。あとでここは比較してみましょう。
トドゼルガとのきのみエナジー比較
それではここからは性能をもう少し詳しく見ていきます。まずは同じこおりタイプできのみタイプのトドゼルガとの比較。前提は以下で比較してみました。
- レベルは50
- サブスキルとせいかくは無補正
- いいキャンプチケットあり
- 睡眠は8時間半で一括
- げんき回復スキルはげんきチャージのみ
- 好きなきのみ補正は無し
この前提で1日に稼ぐきのみエナジー数は以下です。
単純なきのみエナジー比較だとアローラキュウコンはわずかに上となりました。これにはおてつだいサポート分のエナジーを含めていないので、この分を含めるともう少し差は開きます。今は約200差ですけど、これが約900差くらいには開く模様。
いや~この差はなかなかに悩ましい差ですね。圧倒的か?と言われたらそうでもない。現在トドゼルガ艦隊、しかもきのみの数Sだけでなく+αを備えた艦隊を作っている場合、アローラキュウコンを厳選するかと問われれば悩ましいです。仮に厳選しても今から伸びしろがあるかと言われればそこまで無い。強いていうなら、将来的に来るかもしれないおてつだいブースト(こおり)の要員として1体確保しておくかという感じですね。
おてつだいサポートSの発動期待値
スキルタイプではないのであまり期待できませんが、一応数値としても把握しておきましょう。計算の前提はきのみエナジーと同様です。
ちょっとあまりにも差があったのでガーディも追加してしまった。競合が全員スキルタイプということもあり、回数の差は結構ありました。なのでこのスキル目当てで起用というのはとくいなものからしても無いですね。
アメが通常と共有という価値
これはびっくりしましたね。アローラキュウコン(ロコン)のアメは通常と同じでした。つまり共有しているということです。
私だけかもですが、睡眠タイプのすやすやとうとうとは安定して出せないんですよ。出せないというか出し続けられない、が正しい表現か。だいたい週頭から出し続けていると金曜位から同じ睡眠グラフでもとくちょうなしとかすやすやだったのがうとうとになったりします。半永久的に出し続けられるぐっすりと比べると安定して出せない=すやすや・うとうと属のアメはぐっすりと比較すると集めづらいという話がありました。
通常ロコンはすやすやでの出現なので例にもれずアメがなかなかに集めづらかった。それを解消してくれるのがこのアローラキュウコン(ロコン)の存在です。まず出現する睡眠タイプがぐっすりなので安定して出せます。これがあまりにも大きい。出現フィールドも主にはウノハナ雪原ということで、同じぐっすりにタマザラシやユキカブリ、イシツブテなど有用なポケモンも多い。その点から他のポケモンを厳選していれば自然にアメが集まるなんて状況に近づいたのが大きい。
アローラキュウコンを育てる気が無くても、厳選ついでに集まるアメで通常キュウコンを育てればいいわけですしね。この幅が広がったというのは嬉しい話です。
厳選すべきか
でいうと、1体は確保しておきましょうくらいな温度感ですね。トドゼルガよりは少しだけですがきのみエナジーを稼げますし、将来的にくるであろうおてつだいブースト(こおり)要員としても1体はいて損はありません。
いや~しかしまた絶妙なラインでの実装でしたね。これがトドゼルガと比較してもっとエナジーを稼ぐとなると「乗り換えるか・・・?でももうトドゼルガ育てちゃったし、今から育成するのはリソースがもったいないよ・・・う~ん」とかなり頭を悩ませていたことでしょう。環境を変える、というよりはいろんなポケモンを起用する選択肢を広げてくれたという実装でしょう。
運営はこれまでも既存のポケモンの性能を向上させるなど、いろんなポケモンが活躍できる場を提供しようとしてくれています。その方針にブレがないことが再確認できましたね。なのでまぁそこまで躍起にはならずほどほどに厳選していきましょう。