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課金中毒者の日記

課金は人生、課金は文学

【アッシュテイル】階級を"あえて"上げない人がいるらしい

階級とはなにか。

人々の「戦力=強さ」を可視化しわかりやすくすることで、競争心を煽るためのシステム。私はこう理解しています。階級はでかでかとキャラの頭上に掲げられていますよね。彼はどれくらいの強さなのか、このあまりにも派手な階級を見れば一目瞭然です。

先行サーバーは戦力の上昇幅に新階級の登場が追いついておらず、結果、帝・露払Ⅴばかりいるという状態になっていますが、後発サーバーはまだまだ頭上に燦然と輝く階級がマウントの対象となっていることでしょう。「あの階級を目指したい!そのためには課金をしないと!」という力も働き運営もウハウハ。昨今のオンラインゲームはこの階級こそが称号であり力・富の象徴なのです。

と、ここまで説明すると記事タイトルの意味が分からないかもしれません。そう。"あえて"階級を上げない人がいるらしい。不思議ですよね。どうして自らの力をあえて低く見せようとするのでしょうか。今日はそんな人の解説と思いを綴ります。

目立ちたくないんだよね

初めに言います。こういう人は極極少数派です。

「周りより階級が高いけど、それを知られると恥ずかしいし面倒だから階級を上げないんだよね><」

まぁ稀にこういう人もいるかもしれません(最大限の譲歩)が、階級が高すぎて目立つなんて、資本主義万歳のオンラインゲームにおいては相当額課金をしないとその域に達することができません。目立ちたくないなら課金をほどほど、と言ってもかなりの額ですが、に抑えればいいのです。なのにそれをやらずにあえて階級を上げないとは矛盾しています。

もう一度言います。稀にこういう人もいるかもしれません。しかしこれは建前であることが多く、真意は別にあると私は思っています。私はね。

階級低い私に負けるのってどんな気持ち?ねぇ?

真意は99%こっちです。
なんでそう言い切れるのかって?それは私がこの行為をやっていたからです(突然の告白)。

これはPvP、PvEどちらでも発揮されます。別にわざわざ説明することでもないですが、

  1. 敵は不敗Ⅴ、自分は豪傑Ⅱ
  2. でも実は自分の戦力は英雄Ⅴ相当 ←ここ発情ポイント
  3. 自分は必死に逃げ回る。だって敵のほうが階級が高いんだもん ←ここイク直前
  4. 敵は追いかけてくる。余裕綽々。だって俺のほうが階級が高いんだもん
  5. しかしあら不思議。気づけば負けているのは敵の方。敵困惑。自分高笑い ←ここ絶頂

改めて文字にするとほんと性格悪いですよね。醜悪だと思う。最低。

これはPvEでも同じでして、対ボスのダメージ量でマウントを取る感じです。「あれれ~?なんで階級が低い私よりダメージ出せてないの~?」って感じ。は~性格の悪いこと悪いこと。

本題はここから

いやですね、この記事で本当に言いたいことは「階級を"あえて"上げない人がいるらしい」という周知とか「実は私も昔やってて悦に浸ってました」という告白ではありません。言いたいことは「あえて階級を上げない人が『ごちゃごちゃとつまらない発言をすること』」が見るに堪えないということです。

どういうことでしょうか。2つ例を出します。

倒した相手を煽る

同階級?ほんとぉ?

階級は下でも戦力は上。逆階級詐欺なんて言い方もされるわけですが、それを利用して相手を倒したりするのは戦略としてよいと思います。油断して倒すなんて常套手段ですから。

問題は倒した格下の相手に対して煽り行為をすることです。「え?格下にあっさり負けてない?え?なんで?弱くない?」という心の声をあろうことか口から出してしまうこと。これはあまりに風情がない。なぜこういうダサいことを言ってしまうのでしょうか。黙っていればいいんですよ。逆階級詐欺している時点で風情がないと言われれば何も言い返せませんが。

野良PTに入れてくれない!

「ねぇ聞いて!今日英傑の野良PTに申請したんだけどさ、どこにも入れてくれないのよ!『英傑5@誰でも』って書いてあってさ。うち熟練Ⅰなんだけど申請したの。そしたら断られて!ひどくない!?みんな階級しか見ないの!本当は神裔Ⅴの戦力なのにさ!中身を見なさいよって話よ!ほんとアシュテやってる人ってゴミばっか!」

いや、階級上げればいいですやん。

自分の特殊な遊び方の弊害を理解しましょう。誰が「この人熟練Ⅰだけどもしかしたら神裔Ⅴの戦力かもしれない・・・。無下に蹴らず装備詳細を確認・・・っと」ってしてくれるでしょうか。階級をあえて上げないのはその人の勝手です。そういう遊び方もあります。楽しい瞬間もいろいろあるでしょう。でもそんな遊び方をする人は極少数派なのです。特殊な遊び方に理解を示すよう強要しないでください。いいか?お前の遊び方は特殊なんだ!もっと言うと変人なんだよ!自覚するんだ!なぜ変人に常人側が合わせないといけない!?いいな!?肝に銘じろよ!?

 

今回は階級を"あえて"上げない人について書きました。
あえて上げないという行為は特殊な行為であると十分理解したうえで、思ったことを口に出して煽らない・周りが自分のことを理解してくれないなど喚かない。このあたりを気を付けてよいアッシュテイルライフを送りましょう。

ちなみに"あえて"無駄な戦力を上げないという遊び方をする人もいますが、それはまた別の遊び方です。個人的にはこっちのほうが変人だと思う。暇があればこちらも記事にしようと思います。