ポケモンスリープは悲しいゲームですよ。なぜならせいかくに当たりはずれがあるんですから。ひどくないですか?あなたのせいかくははずれですねなんてリアルで言われたら病む自信がある。
でもたしかに明らかにはずれのせいかくはあります。それはおてつだいスピードが遅くなる「ずぶとい」「おだやか」「おくびょう」、そして「ひかえめ」です。ポケモンスリープは同じポケモン同士ならおてつだいスピードが速ければ速いほどきのみや食材を集めますし、スキルの発動率も上がります。そのためおてつだいスピードが遅くなる=はずれなのです。
しかしその中で唯一はずれとは言い切れないせいかくがあります。それは今日の主役である「ひかえめ」というせいかくについてです。
ひかえめとはどんなせいかくか
ひかえめとはぼくのせいかくのことです。ぼくは謙虚だからさ。
とまぁしょうもない話はさておき、ひかえめは、
- おてつだいスピードが遅くなる
- 食材おてつだい確率が上がる
というせいかくです。きのみや食材を集めてくるインターバルが長くなる代わりに、1回のおてつだいで食材を集める確率が高くなるということ。
ポケモンには「きのみタイプ」「食材タイプ」「スキルタイプ」という3種類のタイプがありますが、きのみタイプのせいかくがひかえめだと、せっかくのきのみを多く持ってくるというメリットが消されてしまいます。なぜならきのみを持ってくるタイミングで食材を持ってくる可能性が高まり、結果1回のおてつだいで2個のきのみを持ってくる強みを発揮できない可能性が高まるから。
スキルタイプは正直きのみを持ってこようが食材を持ってこようがどっちでもいい、つまりメインスキルの発動こそが彼らの強みなのですが、おてつだいスピードが遅くなるということはメインスキルの1日の発動回数(期待値)も下がります。なぜならメインスキルの発動抽選はおてつだい1回ごとにおこなわれるから。
そのため、きのみタイプ・スキルタイプにとってひかえめは避けるべきせいかくの一つなのです。では食材タイプはというとデメリットばかりではないようです。
食材タイプのひかえめは活用の余地あり
食材タイプの価値はその名の通り食材を多く持ってくるところにあります。多ければ多いほどいい。これが基本的な考え方。そこから考えると、ひかえめの食材おてつだい確率の上昇はプラスに働きます。きのみを持ってこず食材を持ってくる確率が上がるわけですからね。
一方おてつだいスピードが遅くなるのはやはり気になります。いくら食材を持ってくる確率が上がったとて、おてつだいの回数が少なくなるなら、もしかすると食材確率アップのメリットがチャラになるかもしれません。
そこで今回は、現時点で実装されている全食材ポケモンのせいかくが無補正(何も上がらないし何も下がらない)とひかえめとで集めてくる食材量/日はどう変化するのか調べてみました。
なお食材量は現時点で想定されているポケモンごとの食材確率やひかえめのおてつだいスピード遅延率・食材おてつだい上昇率を基に計算しています。またレベルは1想定です。
計算してみると、全ポケモンひかえめのほうが無補正よりも食材を集めてくれました。レベルが上がれば上がるほどおてつだいスピードも上がる仕様のため、レベルが上がるほど無補正とひかえめとで集めてくる食材数の差は大きくなります。
もちろんきのみを集める数はひかえめのほうが少ないため、きのみエナジーだけだと無補正のほうが稼げます。ただし食材の調達だけに期待したい場合、ひかえめは決してはずれのせいかくとは言えませんね。今後厳選するときの知識の一つとして頭に入れておきましょう。