※事前の記事はこちら。
本日ポケモンスリープ初の新規ポケモン実装がおこなわれました!いや~新しいポケモンの実装はワクワクしますね。どんな性能のポケモンなのか、既存のポケモンとどう差別化されるのか、はたまたスーパーエース級の性能なのか、夢は膨らみます。
・・・しかし膨らんだ夢はそのままはじけ飛びそうです。性能を見るとなんとも微妙な数値がそこには並んでいました。そこで今回はマネネ・バリヤードの性能を確認し、どのように彼らを活かしていくかを真剣に考えます。使えないポケモンなんていないんだ。ポケモンには無限の可能性があるんだ!
※ただしウソッキーを除く
性能確認
ポケモンのタイプ(きのみ・食材・スキル)ですが、食材タイプですね。食材タイプとはきのみは1個ずつしか集めない代わりに食材を初期から2個ずつ集めてくるタイプのこと。その名の通り食材集めが得意なタイプとなります。
拾ってくるきのみはマゴのみ。マネネ・バリヤードはエスパー・フェアリー複合タイプでどちらのタイプがポケモンスリープで採用されるか気になっていましたが、エスパータイプで採用されましたね。
拾ってくる食材ですが、出回っている情報をまとめるに、
- 初期レベル
- あんみんトマト2個
- レベル30
- ほっこりポテト4個
- あんみんトマト5個
- レベル60
- ふといながねぎ4個
- ほっこりポテト6個
- あんみんトマト7個
という感じっぽいです。あれ、どこかで見た食材ボットねぇ・・・。
おてつだいスピードは早くもなく遅くもなく標準なスピード。
メインスキルはなんとも性能が微妙なエナジーチャージSでした。発動しても稼げるエナジーはたったの400。バリヤードに進化してレベルが2になっても稼げるエナジー量はたった569。
参考までにシアンの砂浜で私のレベル32オーダイルが稼ぐきのみ1個あたりのエナジーは157です。どうでしょうか。如何にこのスキルで稼ぐエナジーが少ないことか。
ウツボットの下位互換くさい
なんかどこかで見た食材たちだなぁ・・・と思っていたのですが、そうです。ウツボット(マダツボミ、ウツドン)と集めてくる食材が全く同じです。新ポケモンなんて差別化してナンボ、しかも初めてのポケモン追加ですから、さぞ差別化してくるんだろうと思っていたのにこの有様。もしかして運営ちゃんポケモンスリープ遊んでない・・・?
冒頭で下位互換と言ったのは主に以下の理由です。
- ウツボットは2回進化してウツボットになるため、食材をモリモリ集める食材タイプにはありがたい最大所持量が1進化のバリヤードより多くなる
- ウツボットは2回進化(以下略)ため、おてつだいスピードが1進化のバリヤードより速くなる
(追記)嘘でした。ウツボットとバリヤードのおてつだいスピードは同じ。 - ウツボットはメインスキルがげんきチャージと自己回復力が高いため、長時間高稼働を維持しやすい。高稼働で稼ぐきのみや食材のエナジーはバリヤードのエナジーチャージS(笑)で稼ぐエナジー分余裕で賄える。なんならお釣りがくる
わぁ・・・もうウツボットでいいじゃん・・・。いや、それだとこの記事の意味がありません。なんとかマネネ・バリヤードの価値を見出さねば・・・。
ウツボットと比較したバリヤードの優位性
その①:集めるきのみの種類が違う
いや、それ優位じゃなくてただの差異じゃね?と突っ込むのはやめてください。こっちだって必死なんだよ。彼の良さを見つけるのにさぁ。
ウツボットはくさタイプでバリヤードはエスパータイプのため、集めてくるきのみが違います。ポケモンスリープはワカクサ本島以外の島はカビゴンの好みのきのみが固定です。現状くさタイプとエスパータイプのきのみを好むカビゴンは出ていないため、仮にその2つが重なる島が出ない限りは、バリヤードがウツボットより輝く島が出てくるでしょう。
ウツボットとバリヤードが集める食材が欲しくて、かつカビゴンの好みのきのみがエスパータイプのマゴのみならバリヤードの出番ですね。う~んシチュエーションが限定的。
その②:厳選しやすい・育成しやすい
優位性といえばこれに尽きる気がしています。
マダツボミやウツドンは睡眠タイプうとうとで出現するのですが、睡眠タイプの中でほぼ100%狙って出せるのってぐっすりだけで、うとうとやすやすやはぐっすりに比べて狙って出すのが難しいです。ある程度狙えはしますけどね。でもぐっすりのほうがはるかに簡単。
その点マネネはぐっすりで出てくれますので、マダツボミやウツドンより多く出会えます。ということは厳選もしやすいですし、リサーチで出会いまくれる分アメも容易に集めることができます。ということは育成も簡単です。進化に必要なアメも40個だけとウツボットより少ないのもGOOD。
そりゃレベル60のウツボットとバリヤードだとウツボットに軍配が上がりますが、そこまでの到達難易度も加味すると、バリヤードだって負けてはいません。
その③:更なる進化が待っている
現時点で実装されているのはマネネとバリヤードで、バリヤードはマネネから進化するわけですが、実は他にもガラルバリヤード・バリコオルという進化系が存在しています。進化派生はマネネ→ガラルバリヤード→バリコオル。
いつ実装されるかわかりませんし、そもそもガラルバリヤードやバリコオルはこおり・エスパータイプなのでおそらくポケモンスリープでは通常のバリヤードとの差別化を意識してこおりタイプになるかもしれません。あと集める食材も変わるかも。
ただまだ進化を残しているということは更なるポテンシャルを秘めているわけで、将来性を加味すればまだまだ捨てたものではありません。少なくとも最大所持量とおてつだいスピードはまだ良くなる。
バリヤードをどう使う?
ではそんなバリヤード、私ならどう使う?という話ですが、私ならミルクとカカオを集めるカメックスと組ませてぜったいねむりバターカレーをある程度の頻度で作れるようにしたいところ。
カカオとミルクはカメックスに、ポテトとトマトはバリヤードにと2匹で全食材をカバーできます。さすがに毎食作れるほど集まりはしませんが、1日に1食ならなんとか作れそう。
じゃあサラダ週とデザート・ドリンク週は?というと、いい活用方法が見えてきません・・・。トマトやポテトを使うレシピはいくつもありますが、バリヤードともう1匹でぜったいねむりバターカレー並みの料理を作るとなると厳しい。現時点ならカレー・シチュー週に限定した活躍になりそう。
そんなわけで、いろいろとマネネ・バリヤードの強みや使い道を考えてみました。が、現時点で役割の範囲はどうかというと、非常に限定的だと言わざるを得ません。強いていえば厳選・育成のやりやすさによるウツボットとの差別化くらいか。ウツボットを持っていなくて手っ取り早くトマトやポテトが欲しければバリヤードをゲットする感じですね。バリヤードは早熟、ウツボットは大器晩成。現時点では将来の進化やマゴのみが求められる島が出てこないと評価はなかなかに難しいか。
あかん、記念すべき最初のポケモン追加がこんなどんよりした感じになるなんて。それでも、それでもマネネならシアンの砂浜のぐっすりからウソハチ一族を一掃してくれるはず。マネネ単体にフォーカスするな。むしろ害悪ウソハチを駆除することに価値を置くべきなんだ。そうだそうに違いない。