ケッキング論争が巻き起こっている
巷ではケッキングって実は有能なのでは・・・?という話で盛り上がっています。それは一説によると
- 食材ゲット確率:9.55%
- メインスキル発動確率:7.24%
という確率が表に出たからです。
ケッキングはきのみタイプですが、多くのきのみタイプのポケモンは食材ゲット確率が20%前後です。そこと比較すると圧倒的にきのみのみを集めてくれるため、きのみで稼ぐエナジーがとんでもないのでは?となりました。
またメインスキル発動確率も皆さんがよく使っているであろう初代御三家(フシギバナ、カメックス、リザードン)の約2%と比較して確率が約3倍ととんでもない数値に。期待される発動回数はおてつだいスピードも絡めて考えないといけない(後述)ため、単純に3倍発動するわけではありませんが、それでも驚異的な発動確率です。
そんなことからこの情報が出たときに「じゃあきのみとメインスキルに特化した構成にすれば最強になれるじゃん!ケッキング厳選しなきゃ!」なんて思っていました。
しかしこの確率、特に食材ゲット確率は違うのでは?という意見が出てきました。検証材料が少ないということもあり、情報が錯綜しているようです。ぼくは検証なんてできる頭を持ち合わせていないので、検証勢のみなさんには頭が上がりません。みんな神。
話を戻して、食材ゲット確率は34.83%という説が出てきました。仮にこれが真実だとするとケッキングの厳選ラインは変わるかもしれません。そこで今回は、
- 食材ゲット確率:34.83%
- メインスキル発動確率が7.24%
の場合、ケッキングの厳選ラインはどこなのかを考えていきます。
当たり前ですが、ここからの考察はあくまでこの前提だったらという話で、これら確率は検証が進むにつれて大きく変わる可能性がまだまだあります。なのでここからの考察は話半分に聞いてください。言葉通り参考程度にということで。また私は頭が悪いので、考慮できていない話が多分にあると思います。そういう意味でも参考程度にね(予防線を張りまくるおじさん)。とはいえ、今後確率の検証が進んだ場合、その変更値に応じてこの考察を微妙に変えればいいだけなので、その観点からするとまったく参考にならない話ではないはず。
あ、あと、厳選するなら確率の検証が進んで確からしさが出てきてからでいいと思います。今の状態で厳選ラインを決めて厳選まで完了させちゃうとあとで後悔するかもなので。今はフレンドレベルを10まで上げることにまず注力しませう。
きのみ軸で考察する
まずはきのみタイプということできのみゲットを軸に可能性を考えます。可能性を考えるにあたって比較対象としたのはこいつら。
ケッキングが集めるきのみはウノハナ雪原のカビゴンが好むきのみなので、
- ウノハナでエースとなるトドゼルガ
- おてつだいスピードがケッキングより速い進化前のヤルキモノ
- ウノハナの準きのみ係&その辺ですぐ捕まるラッタ
- シアンの砂浜で鍛え上げられたであろうきのみの数S持ちオーダイル
と比較しました。
エナジーだけで見たらケッキングはこのメンツの中で稼ぐエナジーが一番低い。
ちなみにケッキングにきのみの数Sを持たせたらこんな感じ。オーダイルは上回りますね。ただじゃあ他のポケモンにもきのみの数Sを持たせたら、当たり前ですがケッキングは4位になります。当然だけど。
ウノハナ雪原においてきのみ係として考えるなら、上にはトドゼルガにヤルキモノ、ヘルガーやラッタと競合が多く、あえてケッキングを採用する選択肢はありません。きのみだけで見たらね。当初言われていた食材ゲット確率ならきのみ係としてとんでもない輝きを放っていたんだけどなぁ。
食材軸で考察する
では次に、高い食材ゲット確率に期待して食材集めポケモンとしての可能性を考えます。
ケッキングの競合となるポケモン、ケッキングと協働できるポケモンはどれか
ケッキングは初期食材がトマト、レベル30食材がトマトかミツという構成で、競合、もしくは食材が足りない場合に協働できそうなポケモンを挙げてみました。それが上の表。
トマトでいうと、トマト専門のダグトリオほど集めはしないが、トマトと他の食材を持ってくる複合型のウツボットやダグトリオよりは集めてくるという位置づけ。トマトとミツの複合型なら誰よりもトマトを集めてきません。まぁもともときのみタイプだし土俵が違うから当たり前か。
ミツでいうと、ミツ専門のフシギバナほど集めはしないが、ミツと他の食材を持ってくるカイロスと同じくらい集めてくるという位置づけ。やはり食材ゲット確率34.83%は偉大。
ちなみに個人的な話ですが、私はヒーラーとしてミツ/ミツのププリンを使っていて、ミツププリンが集めてくるミツの数は18個とケッキングの17個とほぼ同じです。そのためミツ20個弱足りないんだよな~となった際はヒーラーのププリンでカバーできます。ミツププリンが既にいる&ヒーラーとして常用している場合、ミツ用のケッキングは活躍の幅は狭いかな~と思ったり。個人的な話なのでほかの皆さんの参考になる話かはわかりませんが。
ケッキングの活用シチュエーション
ここからは具体的に高エナジーを稼げるレシピの食材集めにケッキングをどう活かせるか見ていきます。
- カレー・シチュー週
- サラダ週
- デザート・ドリンク週
- あくまのキッスフルーツオレ:活用は厳しい
ミツとリンゴが必要なため、まず選択肢に挙がるのは両方とも集めてくれるカイロス。ただしカイロス1匹だとリンゴは足りてもミツが足りないという状況に。トマト/ミツのケッキングであればそこをカバーしてくれる。ただしカイロスだけで足りない量は6個とカイロスの確率が上振れれば回収できる範囲のため、ミツのためにケッキングを入れるかといえば際どいところ。一応活用は厳しい、というか過剰と判断。 - プリンのプリンアラモード:活用は厳しい
ミツとリンゴが必要なため、まず選択肢に挙がるのは両方とも集めてくれるカイロス。ただしカイロス1匹だとリンゴは足りてもミツが足りないという状況に。ただ足りない数が45個と圧倒的な数なため、日給17個のケッキングを入れたところで解決しない。であれば日給62個のフシギバナを入れる方が賢明。
- あくまのキッスフルーツオレ:活用は厳しい
こう考えると、あくまで机上での想定ですがトマト/ミツよりトマト/トマトのほうが活躍が見込めそうだなという感想です。まぁあくまで机上での想定なので、別に2食だけ作れればいいとか、前の週に食材を別途調達しておくからいいとか、いやいや、ケッキングの食材ゲットSスキルにかけるからなど、活かし方や考え方は多種多様です。
メインスキル軸で考察する
最後に高発動率と言われているメインスキルを活かす場合の可能性。
仮に発動確率が7.24%とすると、これはかなりの高さになります。ちなみにカメックスの発動確率は2.22%らしい。おてつだいスピードを加味した1日の発動回数期待値はカメックスの約2.4倍となります。
参考までに、私はメインスキル発生確率アップのせいかくのカメックスを使っていますが、1日のスキル発動回数は平均して2~3回程度です。とすると、同じくメインスキル発生確率アップのせいかく持ちケッキングの1日の発動回数は4.4回~7.2回となります。ほんとぉ!?にわかには信じられませんが、これが仮に本当ならとんでもない回数です。ケッキングのスキル発動だけでカバンが埋まりそう。先述した通りそこそこ食材も集めますしね。
私ならどこを厳選ラインにするか
というわけでいろんな方向性からケッキングを活かす方法を考えてみました。私の結論はこんな感じ。
- きのみ軸:
- 伸ばしてもよさそう。
- 食材軸:
- これ以上伸ばしても旨味はあまりなさそう。食材集めの確率を上げても、現状カバーできる範囲とそれほど変わらないのでは?という考えから。逆にこれ以上下がるとカバーできる範囲が狭まる、また現状かゆいところに手が届く性能のため下がるのは避けたい。
- メインスキル軸:
- 伸ばせるなら伸ばせるだけよさそう。
このことから、個人的にはきのみとメインスキルを双方伸ばすサブスキルやせいかくで組みたいなと思っています。
なので厳選ラインとしては、
- サブスキル:レベル10、25に以下2つのどれかがほしい(強欲)
- きのみの数S
- おてつだいスピード
- スキル確率アップ
- せいかく:無補正
- 食材:トマト/トマト
かな~なんて妄想してます。サブスキルで強欲になっている分、せいかくは無補正でいいです。むしろ無補正はデメリットがない良せいかくにすら思えてきた。
先述した通り、これはあくまで冒頭の確率を前提に考えています。仮にここから食材確率が変わるなら、その分カバーできる範囲を再考してサブスキルとせいかくの厳選ラインを変えるでしょう。またスキル確率が下がるならきのみ特化型の厳選ラインに変えるかもしれません。今回の考察を中心にそこからどう確率が変わるかで最終的な厳選ラインを決めようと思います。
まぁ今回は私の頭の中の整理と整理の過程で少しでも参考になる話があればいいなという感じで記事にしました。インテリの誰かー!頼む、ケッキングの各確率の結論出しちくり~(他人事)。