ぼくはカブトムシよりクワガタのほうが好きです。なぜなら小学生のころオオクワガタに指を挟まれて痛い思いをしたからです。あのときがぼくがどMに目覚めた原点だったのかもしれない。どMの師匠。それがクワガタ。
そんなクワガタを今朝捕まえました。
みなさんはこの個体を見てどう思いますか?採用しますか?私はとても悩みましたがミツ&リンゴ集め係として採用します。ポイントは最大所持数アップL。今回はサブスキルの最大所持数アップについてのお話です。
そもそも:カイロスの有用性
カイロスってとても有用なポケモンです。特にデザート・ドリンク週は。それはなぜか。ミツとリンゴ両方を集める唯一無二の存在だからです。
デザート・ドリンク週ってミツやリンゴを多くのレシピで要求されます。特に高エナジー料理になればなるほど求められる数もかなり多くなる。
まだミツはなんとかなります。ミツばかり集めるフシギバナがいればなんとかなる。というかむしろ過剰なくらい集まります。
しかし問題はリンゴです。ゴープラスプラスを長く使っている人はナイトキャップピカチュウが知らぬうちにかなりの数のリンゴを集めていたりだとか、ライチュウを常に使っている人もかなりリンゴが集まっているでしょう。でもそうでない場合リンゴを集める手段が乏しいのが現状です。リンゴを集める食材タイプのポケモンがカイロスとアブソルという無課金には捕まえることが困難なポケモンばかりだからですね。
それらの事情もあって、ミツとリンゴを集めてくる食材タイプであるカイロスは唯一無二の存在なわけです。そもそも各食材それぞれでポケモンを用意する必要がないだけでも有用。厳選と育成がきついことを除けば、運よく高性能カイロスがいるならぜひ使いたい所存。
※使いたい反面無課金には厳選すらきついよなというジレンマを書いた記事がこちら。
最大所持数アップの有用性
で、冒頭のカイロスです。
サブレに課金していない私からすると、せいかくに食材おてつだい確率アップが付いている、かつデメリット(おてつだいスピードとか食材おてつだい確率ダウンとかね)がない時点で神個体です。食材もミツとリンゴ両方を集めてくれますし。強いていうならレベル60食材もリンゴが良かったけど、ただでさえアメが集まらず育成が難しいうえEXP獲得量ダウンのカイロスをレベル60まで育成するのかと言われれば現実的ではない(=そこまで育つ頃にはリンゴを集める食材タイプが実装されているという期待も込めて)気にしないことにしました。
たしかに食材やせいかくは悪くないのですが、問題はサブスキルです。この組み合わせを見てどう思いますか?多くの人は「ゴミじゃん」となるかもしれない。なにせ食材タイプに必須の食材確率アップがレベル100に付いているんですからね。ただ私が注目したのは最大所持数アップ、しかもLがレベル25に付いていることです。
食材タイプに最大所持数アップスキルは得しかない
ポケモンは進化するごとに最大所持数がアップします。それは進化先のポケモンのデフォルトの所持数が増えることに加え、1回進化するごとに所持数が+5される仕様があるから(直接捕まえたフシギソウの所持数は14だが、フシギダネから進化させた場合19になる)。裏を返せば、進化しないポケモンは最大所持数が少なくなりがちです。実際カイロスは進化しないため未来永劫19止まり。
別にきのみタイプならいいんですよ。最大所持数を溢れた場合は食材を拾わずきのみだけ拾うようになりますが、彼らはきのみを集めるのが仕事だからむしろ食材を持ってこなくなり追い風。
でも食材タイプは違う。彼らは食材を持ってくることが仕事。それが最大所持数が少なくて、かつ食材を1回のおてつだいでかなりの数持ってきてすぐ所持数が溢れれば、結果きのみしか持ってこなくなり使い物にならなくなります。
そんな無進化&食材タイプのポケモンにあるといいサブスキルが最大所持数アップなのです。
最大所持数アップの有無による所持数溢れまでの時間比較
最大所持数アップLの場合、所持数が18個も増えます。これはめちゃくちゃ大きい。特に長時間睡眠する場合。
具体例を出しましょう。
仮に私がゲットしたカイロス(レベル30想定、ミツ/リンゴ)に最大所持数Lが付いていた場合と付いていなかった場合とで所持数が溢れるまでの時間比較は以下の通りです。
- 所持数L無し:約3時間20分
- 所持数L有り:約6時間30分
3時間もの差になります。この差はあまりにも大きい。長時間寝るときはもちろんですが、起きているときも頻繁にポケモンスリープを触れない人にもこの恩恵はありますね。
ちなみにリンゴを1回に8個も持ってくるも最大所持数が14個のため即所持数が溢れるでお馴染みのアブソルちゃん(レベル30想定、カカオ/リンゴ)が最大所持数アップLを持っていた場合どうなるでしょうか。
- 所持数L無し:約3時間
- 所持数L有り:約7時間
なんとその差4時間。こう考えると如何に無進化&食材タイプのポケモンに最大所持数アップLが付くことが有用かがわかってもらえたかと思います。人によっては「食材タイプは昼寝するまでスポットで起用して、昼寝後はきのみタイプを使う」みたいな人もいるので一概に「食材タイプに所持数アップは必要!」とは言いませんが、多くの場合有用スキルになるでしょう。
ちなみに2回進化する食材タイプ、例えばフシギバナ、の場合も最大所持数アップはたしかにメリットになりますが、無進化ポケモンにように必須かと言われれば怪しいところ。以下はレベル30想定、ミツ/ミツフシギバナの場合。
- 所持数L無し:約5時間30分
- 所持数L有り:約9時間
たしかに時間はかなり延びますが、無しでもある程度は持ってくれますね。なので真の価値を発揮するのは無進化&食材タイプのポケモンですね。
というわけで、今回は最大所持数アップの有用性について書いてみました。無進化&食材タイプのポケモンを捕まえた際は、最大所持数アップの観点も厳選ラインに入れてみましょう。