先週のホリデーイベントから新実装されたポケモンが何匹かいますが、今回はそのうちの1匹であるパーモット(パモ・パモット)の性能について見ていきます。ほかの2匹については以下の記事をご覧くださいませ。
性能
ではまずは基本的な性能から見ていきましょう。性能は進化しても変わらない箇所を抜粋して記載しています。
- 睡眠タイプ:すやすや
- とくいなもの:スキル
- ポケモンのタイプ:でんき
- メインスキル:げんきオールS
- 食材
- レベル1:リラックスカカオ×1
- レベル30:
- リラックスカカオ×2
- モーモーミルク×3
- レベル60:
- リラックスカカオ×4
- モーモーミルク×6
- とくせんエッグ×5
なんといっても注目なのはメインスキルのげんきオールS。新たなヒーラーの誕生です。なので一番注目なのはこれまで最強だったヒーラーのサーナイトと比べて性能がどうなのか。
あとはでんきタイプのポケモンの実装ということで、ライコウのおてつだいブースト要員がまた1匹増えたことになります。いや~最近はでんきタイプのポケモンの実装が多いですね。3犬の中で唯一御三家のタイプがないライコウはエンテイとスイクンと比較して長い目で見ると性能が微妙になるのでは?と予想していました。しかしまさかここまででんきタイプがゴリゴリ実装されるとは。それにパルデア御三家のように御三家が実装されても、最終進化でタイプが変えられるとはね。もしかして運営の中の人にでんきタイプ大好きな人がいたりする?と思うくらいな偏り実装。
でもあれかも、ゴールド旧発電所が実装されて、そこの攻略方法の幅を持たせるためのでんきタイプ実装とも考えられます。まぁとはいえ最適解なのは未だライチュウを並べるだけなんですけどね、ははは・・・。
ヒーラー性能比較
それではここからはより詳細な性能を見ていきます。まずは肝心なヒーラーとしての性能から。ポイントはやはりサーナイトの性能を超えるかどうかです。以下の前提を基に1日のスキル発動回数の期待値を出してみました。
- レベルは50
- サブスキルとせいかくは無補正
- いいキャンプチケットあり
- 睡眠は8時間半で一括
- げんき回復スキルはげんきチャージのみ
結果はこちら。
サーナイト最強の時代はまだ続きそうです。まぁそうですよね、そう簡単にサーナイトの性能を超えられると、もう安易にヒーラーを作れなくなる。もしくは更新されたら最強ヒーラーを都度作るのかという話にもなります。なのでこれくらいの調整が個人的にはいいかと思います。幸いほかのヒーラーと集めるきのみが違いますしね。そこで差別化はある程度できます。ただヒーラーとしてげんき回復に特化してみた場合はサーナイトの最強は揺るがず。サーナイト2匹育成済みのワイ、安堵。
ライコウ(おてつだいブースト)要員としての価値
たしかにヒーラーとしてはサーナイトのほうが優秀でした。じゃあパーモットを使うタイミングはないのかというとそんなことはありません。それこそ現状最難関のフィールドであるゴールド旧発電所の好きなきのみを集めますので、そこでのヒーラー要員としての価値があります。そして何より、ライコウ(おてつだいブースト)の効果を高める要員としても活用の可能性があります。
これまでサーナイトだとおてつだいブーストの種類ボーナスが増えなかったんですよね。しかしパーモットなら種類ボーナスを増やしつつヒーラーもできる。そして何より好きなきのみを集められる。ライコウ起用時の総エナジーがサーナイト起用時と差があるのなら、パーモットを厳選・育成する価値があるといえるでしょう。なのでここではそこについて試算してみます。
以下を前提として1日で稼ぐエナジー量を計算してみました。
- 2チームを比較して計算
- レベルは全員50
- サブスキルとせいかくは記載がある部分以外は無補正
- いいキャンプチケットあり
- 睡眠は8時間半で一括
- げんき回復スキルを考慮
- ウブのみを好きなきのみとする
結果は以下の画像の通りです。
サーナイトを入れるよりパーモットを入れたほうが1日で稼げるエナジー量は約13,500多くなりました。1週間だと約94,700の差に。この差がどれくらいかというと、ゴールド旧発電所だとマスター1がマスター2に変わるかな~くらいの差。
この実数をどう考えるかは人それぞれですが、個人的にはサーナイトを育成済みの人がパーモットに置き換えるくらいのメリットがあるかと言われればそうでもないなと思ってしまいました。たしかに今後はいろんなでんきタイプが実装されるため、種類ボーナスは増やしやすくなるでしょう。ただじゃあきのみタイプの中でもかなり上位のライチュウの働き上回るようなポケモンが実装されるか?と言われればう~んどうだろうと思います。なので現状ライコウ+ライチュウ+パーモットという構成がほぼほぼ完成形じゃないかなと。ライチュウOut・デンリュウInくらいかな余地があるとすれば。その状態で1日に約13,500差。個人的には厳選・育成最優先!とはならないかな。
厳選すべきかどうか
とはいえ、じゃあ使えないかと言われればそんなことはありません。私がだいぶ特殊な状況に置かれていると思うので、大多数の人には厳選・育成をおすすめできます。
というのも、私はすでに完成されたサーナイトをしかも2匹も育成済みなのです。そして2匹ともスキル確率が上がるだけでなくきのみの数Sも持っていてきのみエナジーでも貢献できる。挙句レベルは60というね。本当に完成されている。だからパーモットを厳選・育成する気が起きないってわけ。
なのでヒーラーが1匹しかいない場合はぜひパーモットも厳選・育成しましょう。私は常々ダブルヒーラーはいいぞ~と布教しているのですが、サーナイトとパーモットの2匹体制はおすすめです。フィールドによってヒーラーどちらを起用するか選べもするわけですしね。
それに、そもそもサーナイト厳選がうまくいっていない人は問答無用で厳選しましょう。つよつよヒーラーを確保できるチャンスです。性能的にサーナイトには劣りますが、それでも十分使える範囲ですし、ニンフィアやプクリンよりは確実に使えるわけですから。
なので私みたいにもうヒーラーはいらないよ~となっている人以外は活用する場がありますので、進んで厳選・育成しましょう。私は・・・まぁ出てくればサブレ投げるくらいの温度感でいいや。