巷では睡眠によるげんき回復の仕様変更が改悪だと言われています。ただこの仕様はなかなかにわかりづらく、何がどう変わったのか、そして誰に悪影響があるのか。自分はなにか影響を受けているのか?がわかりづらいです。
そこで今回は睡眠によるげんき回復の仕様がどう変わったのかを、事例を交えながら解説していきます。一人でも多くのポケモンスリーパーの疑問が晴れれば幸いです。
睡眠によるげんき回復の仕様が変更
本日のアップデートより、睡眠によるげんき回復の仕様が変更となりました。細かい話は言い始めるとキリがないので、分かりやすく超ざっくりいうと、
- アップデート前:睡眠中はげんきが減らなかった
- アップデート後:睡眠中もげんきが減り続ける
という感じです。この変更は影響を受ける人と受けない人がいます。受ける人というのが、主に1日に2回睡眠をするいわゆる"分割睡眠"をする人なのです。
【悲報】分割睡眠民、終わる
そもそも分割睡眠とは何かですが、言葉の通り1日に2回睡眠計測をおこなうことを指します。一括と分割のメリット・デメリットについては以下の記事を見てみてください。
ではなぜ分割睡眠民だけ影響を受けるのかを実例をもとに説明していきます。
げんきの減少と睡眠によるげんきの回復に関する仕様
これらは以下のような仕様です。
- げんきの減少:10分経過ごとに1ずつ減少する。げんきが0を下回ることはない。
- 睡眠によるげんきの回復:睡眠スコアの数だけ回復する。
まずはこの仕様を理解したうえでこれからの話を見ていきましょう。
1日1回睡眠をする場合
ではまず影響を受けにくい1日に1回睡眠をする場合のアップデート前後のげんきの推移を見ていきましょう。仮に寝る前のポケモンのげんきが0で7時間睡眠、つまり睡眠スコア82を取るとします。
- アップデート前
- 睡眠開始時のげんき:0
- 睡眠中のげんきの推移:0のまま変化なし
- 睡眠でのげんき回復量:82
- 起床後のポケモンのげんき:82
- アップデート後
- 睡眠開始時のげんき:0
- 睡眠中のげんきの推移:0から10分に1ずつ減少するが、げんきが0を下回ることはないため、結果的に0のまま変化なし
- 睡眠でのげんき回復量:82
- 起床後のポケモンのげんき:82
見ていただくと分かる通り、"結果的に"起床後のポケモンのげんきは変わりません。ですが計算過程、つまり睡眠中のげんきの推移の挙動が変わっています。今回はげんきが0の状態で寝始めたため、結果は変わりませんでした。
もちろん1日1回睡眠をする人で睡眠開始時のげんきが0以外、例えば5とかの場合、起床後のポケモンのげんきはアップデート前より5下がってしまいます。なので一切影響がないわけではありません。ただこれから話す分割睡眠の民に比べたら大した影響ではありません。
分割睡眠をする場合
そして問題なのが分割睡眠をする人。
以下の条件でアップデート前後のげんきの推移を見ていきましょう。
<条件>
- げんきが50の状態で1回目の睡眠を3時間(睡眠スコア35)取る。
- 1回目の睡眠終了から5時間経過後(げんき減少量30)に2回目の睡眠を5時間半(睡眠スコア65)取る。
では結果です。
- アップデート前
- アップデート後
いかがでしたでしょうか?アップデート前後で起床後のげんきに大きな差が生まれています。これは睡眠中にげんきの下限である0に到達しないことでげんきが減り続けることが要因です。これらのことから、これまで通り分割睡眠をしようとするとポケモンが稼ぐエナジーがアップデート前よりも下がる計算に。
対策としては、
- 極力1回目の睡眠スコアを最小にする
- げんきマクラをぶん投げまくる
- かいふくのおこうを2回目の睡眠時に炊く
- ヒーラーをチームに入れる
- げんき回復ボーナスのサブスキル持ちをチームに入れる
などがあります。
もしかするともっと画期的な回避策が判明するかもしれませんが、現状分割睡眠民は厳しい状況に立たされたと言わざるを得ません。
まぁ1日に1回8時間半寝ることが健康な心身を手に入れるために大切ですからね。ポケモンスリープは健康促進アプリだから。ポケモンを厳選して自慢するアプリではないんだ。そこを勘違いしてはいけないんだ。
「毎日8時間半寝ればええんやで」という運営が推奨する素晴らしい健康睡眠習慣を無視するガ◯ジどもが悪いんだ‼️お前らはポケモンスリープになにを求めてるんだ⁉️健康的な心身を得たくないのか⁉️って話よ。
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2024年1月23日
うるせえよ睡眠よりも社会のストレスこそ健康の阻害要因なんだよ◯すぞ。#ポケモンスリープ