本日今週のアップデート内容が明らかになりました。内容は以下なのですが、
これらに加えて1点、よくわからないアップデートがありました。それが以下。
- おてつだいポケモンが1度に持てるきのみと食材の最大所持数を999個までに変更
ぱっと見なんじゃこれ!?ってなると思うので内容を解説していきます。
え、なにこれは(困惑)#ポケモンスリープ pic.twitter.com/Cky1LH03e8
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2024年3月18日
メンテナンス&アップデートVer.1.4.0予告 – 『Pokémon Sleep』公式サイト
全ポケモンの最大所持数が等しく999個になるわけではない
このアップデート内容をパッと見て思ったのが、「全ポケモンの最大所持数が999になるってコトォ!?」でした。でもそんなことをしたらポケモンごとの最大所持数の違いや進化前後の最大所持数の違いが消え失せてしまいゲームシステムが根底から覆ります。なのでその線は無いだろうと。
で、その後10秒くらい考えたのですが、おそらくおてつだいサポートとおてつだいブーストへの修正だろうと考えました。
おてつだいサポートとおてつだいブーストへの修正
おてつだいサポートとおてつだいブーストとは、発動すれば対象となったポケモンのおてつだいが指定回数進むというものです。この"進む"をもう少し紐解くと「進んだおてつだいで手に入れたきのみと食材はそのポケモンが所持する」という挙動です。つまりタップしない限り回収ができない。そしてこれらスキルで手に入れたきのみや食材は最大所持数の枠を超えて所持することができました。なのでスキル発動後の所持数の内訳は「最大所持数分+おてつだいサポート・ブーストでおてつだいした際に拾ったきのみ・食材数」という感じでした。
で、この仕様を利用したやり方がおてつだいサポートの重ね掛けです。詳しくは以下の記事をご覧ください。
正直おてつだいサポートは何回までかけ続けられるのか不明だったのですが、今回のアップデートで無限であったことが確定しましたね。今回の修正はおてつだいサポートやおてつだいブーストで手に入れたきのみや食材含め全きのみと食材は999個までしか持てなくするよ~というものですね。
最大所持数999個ってどれくらいの数なの?
上限が999個という数値を指定したということは、おてつだいサポートの重ね掛け自体が禁止されたわけではないということです。仮におてつだいサポートの重ね掛けがNGになるなら、最大所持数はもともとのポケモンの最大所持数+20個みたいにかなり数を絞るはずです。
では999個とは具体的にどれくらい重ね掛けした結果の数なのでしょうか?実際私はこの運用をラピスラズリ湖畔実装前におこなったので、その結果から考えてみます。その時におてつだいサポート要員といて起用したポケモンはウインディ。ステータスは以下記事をご覧ください。
このウインディは
- スキルレベル4:進むおてつだい回数は8回
- 1日のスキル発動回数(平均):4回
という実績でした。
仮に
- スキル対象がすべてきのみとなった
- かつきのみの数S持ちのきのみタイプにかかった
場合、
- 1日のおてつだいサポートで収集するきのみ数:進むおてつだい回数8回×集めるきのみ3個×1日のスキル発動回数4回=96個
- 1週間で収集するきのみ数:96個×7日=672個
となり、上限の999個には到達しません。仮にスキルレベルが最大の6(おてつだい10回進む)だとしても1週間で収集するきのみ数は840個となります。結論、1週間くらいなら引き続き重ね掛け可能となります。
ちなみにこの999個はチーム全体の上限なのか1匹ずつの上限なのか不明です。私の上記計算はチーム全体を前提に計算していますが、仮に1匹ずつ999個ならさらに重ね掛け期間は長くなります。具体的には1か月少しはいけますね。
※追記:1匹ずつで999個でした。
この修正はどれくらい影響を与える?
まぁこのおてつだいサポート運用って実際やるとわかるのですがかなり面倒くさいです。それこそ超重要なイベントで命を懸けてでもエナジーを盛るとならない限りはやる意味があるのかと疑いたくなるくらいです。超重要とは、私的には新フィールド実装や伝説のポケモン実装くらいですね。
なので毎週これをやっている人がいるかと言われればそんなにはいないと思っていて、この修正が大きな影響を与えるかと言われればそうでもないのではと。今後実装予定のライコウのメインスキルであるおてつだいブーストの運用には影響あるかもですが、そもそもライコウはまだ実装していないですしね。おそらく今後インフレするであろうおてつだいブーストによる重ね掛けを抑えようとしたのでしょうね。
それに1週間分くらいは引き続き重ね掛けできるので、そういう意味でも影響はかな~~~り軽微かと思われます。むしろ公式からおてつだいサポート重ね掛けのお墨付きをもらったことのほうが大きい。どちらかといえば仕様の穴を付いた遊び方だったので、重ね掛け自体がNGになる可能性が大きかった。その懸念が無くなったのは大きい。
というわけで今回のアップデートの内容を解説しました。まだおてつだいサポート重ね掛けをやっていない人は1度やってみてはいかがでしょうか?めんどくさすぎてもうやらなくていいやとなる人多数と期待しております、わはは。