ワカクサ本島、シアンの砂浜、トープ洞窟、ウノハナ雪原・・・。
現在ポケモンスリープに実装されているフィールドはこの4つ。ポケモンスリープの目的は寝顔図鑑の完成なわけで、そのために各フィールドでエナジーを貯めに貯めてレアな寝顔を集める。それが我々プレイヤーがやるべきことになります。
そんなポケモンスリープの進め方について1点、ふと気づいたことがありました。それはトープ洞窟の攻略方法についてです。
各フィールドの攻略順
ワカクサ本島以外のフィールドに行くためには寝顔を一定数集める必要があります。寝顔を集めるにつれ、まずはシアンの砂浜に行けるようになり、その後トープ洞窟に行けるようになる。そして最後にウノハナ雪原に行けるようになります。
このことから、当然プレイヤーは「最初はワカクサ本島を攻略して、ある程度戦力が整えばシアンの砂浜に行く。その後トープ洞窟に行って、最後にウノハナ雪原に行くんだな」と考えるわけです。これは至極当然、自然な流れです。
私も始めた当初はその想定でいました。なので一番最初にやったことはきのみエナジーを稼げて、かつ育成も簡単なライチュウとバタフリーの育成でした。その後シアンの砂浜のカビゴンの好みのきのみを高速で集めるきのみタイプのドードリオを捕獲。それらメンツを主軸としてシアンの砂浜に乗り込みました。シアンの砂浜の攻略を加速させるために現地でぐっすりを出し続けてワニノコを乱獲&育成。ワニノコがオーダイルになるころにはシアンの砂浜でエナジーを稼ぐことが容易となりました。
トープ洞窟の攻略方法が見えない
で、その後はトープ洞窟に挑もうと考えたわけですが、ここで一つ問題が起こります。それはトープ洞窟のカビゴンの好みのきのみを集めるポケモンが手持ちにいないということです。
トープ洞窟用のきのみタイプのポケモンは現時点でヒノアラシとカラカラの2匹しかいません。そしてなんということでしょう。それら2匹はシアンの砂浜に出現しないのです。これまで順調に来ていた流れが急に寸断された気になりました。これまでは次のフィールド攻略用のポケモンを今いるフィールドで捕獲するか、もしくは次のフィールドで現地調達できていました。それがトープ洞窟用にはできないわけです。
そこで私が考えた選択肢は2つ。
幸いワニノコを乱獲しているとそれの倍くらいの数のタマザラシが出現するため、優秀なタマザラシを捕まえてトドゼルガまで進化させてウノハナ雪原に乗り込むという選択肢も出てきました。
実際私はそのやり方でトープ洞窟を飛ばしてウノハナ雪原に乗り込み、そして挑戦した最初の週でマスター3に到達することができました。なのでこのやり方はメジャーではないかもですが無謀ではなかったと思います。
私は変な攻略手順を踏んだためトープ洞窟に足を踏み入れることなくウノハナ雪原に挑みましたが、多くの人はシアンの砂浜攻略後にトープ洞窟に挑戦しています。みなさんの思いとしては「ウノハナ雪原は求められるエナジー数が多すぎるため、いきなり行くのは危険。トープ洞窟用のポケモンは揃っていないが、シアンの砂浜のワニノコのように現地でヒノアラシを乱獲・育成すればなんとかなるだろう」という感じでした。
しかしこの考えでトープ洞窟に挑んだ人の多くがあまりのヒノアラシの出現率の低さに唖然としていました。シアンの砂浜のワニノコを想像して行くと、それよりも遥かに遭遇率が低いのです。そのためトープ洞窟で思うようにエナジーを稼げず悶々とする人が多かった、そんな記憶があります。
で、これらを振り返ってみると明らかにトープ洞窟だけ"異様"なんですよ。先ほど言ったように、ほかのフィールドは前のフィールド、もしくは現地できのみエナジーを多く稼げるポケモンを確保しやすいです。一方トープ洞窟はそうではない。そこで一つ思ったことがあります。それはトープ洞窟は食材ポケモンを駆使して料理でエナジーを稼ぐところなのでは?ということ。
トープ洞窟は優秀な食材タイプの宝庫
そう思った理由は先述した内容以外にトープ洞窟に出現するポケモンたちにもあります。
これはトープ洞窟に出現する食材ポケモンたちです。(個人的には)グレッグルを除く全ポケモン、食材タイプの中でとても優秀なポケモンばかり。高エナジー料理の材料となる食材を集めてくる子ばかりなのです。
- ヒトカゲ
食材ゲットSという食材集めに重宝するメインスキル持ちで、さらに集めてくる食材にはジンジャーと汎用性が高い食材があります。 - ディグダ
汎用性が高いトマトに加えてレア食材のねぎを集めてくれます。 - イシツブテ
汎用性が高い大豆に加えてレア食材、かつ活躍の幅がとても広いポテトを集めてくれます。なんといっても進化系のゴローニャの食材収集確率は全ポケモン中トップクラスの高さ。 - ゴース
レア&活躍の幅が広い食材であるハーブとキノコを集めてくれます。ハーブとキノコを集める食材タイプはゴースだけととても貴重なポケモン。 - ヨーギラス
ジンジャーと大豆を集める唯一無二のポケモン。育成は大変だが、その分バンギラスまで育成しきったときのリターンはあまりにも大きい。バンギラスの代わりを担おうと思うと、どう頑張っても2匹いる。リザードンとゴローニャとか。
彼らが主軸となって作れる高エナジー料理はかなりの数あります。詳しい活躍の場は以下の記事を見てみてください。
きのみエナジーを稼げる主戦力のヒノアラシはほぼ出ず、他の候補のカラカラはきのみタイプの中でほぼ最弱の性能。片や優秀な食材タイプのポケモンはめちゃくちゃ生息している。こんな状況を知ってしまうと、トープ洞窟では優秀な食材タイプである彼らを現地で捕獲・育成して高エナジー料理を作れるようにする。そして料理エナジーをメインとして攻略する。そんな青写真を運営は描いていたのでは?なんて思いませんか。
- ワカクサ本島
ポケモンスリープの基礎を学ぶ場所。 - シアンの砂浜
カビゴンの好みのきのみを重点的に集めることでエナジーを稼げることを学ぶ場所。 - トープ洞窟
高エナジー料理を作り続けることでエナジーを稼げることを学ぶ場所。 - ウノハナ雪原
過去学んだことを活かして総力戦で攻略する場所。
各フィールドこんな位置づけなんじゃないかな?なんて思うわけです。仮にこの流れで攻略するとなると、リリースから約3か月だとトープ洞窟攻略できそうかな~くらいの進捗になると思います。だって食材タイプのポケモンって1匹じゃ価値を生みづらくて、数種類の食材タイプのポケモンを育成しきって初めて真価を発揮、つまり高エナジー料理を安定して作れるようになります。そう考えるときのみタイプを育成するより時間がかかるんですよね。
新しいフィールドがなかなか実装されないのもこのような遊び方を想定されていたからではないでしょうか?あまりにもみんながシアンの砂浜で意図的にぐっすりを出し続けてタマザラシを早期に育成しきってしまった。そしてウノハナ雪原に乗り込んでそこそこ結果を出してしまった。これが誤算だったのでは?なんて思います。
というわけで、私は今トープ洞窟攻略に向けて食材タイプのポケモンを厳選・育成しています。正直な話、トープ洞窟なら好みのきのみとか関係なしにある程度エナジーを稼げる状態にはなっています。でもきのみでも料理でもエナジーを稼ぐことが究極の理想なので、その理想に向かってまったり遊ぼうと思います。たぶんこのゲーム、生き急ぐと途端にやることがなくなってつまらなくなると思う・・・。
今回話した内容は完全に私の妄想で何の根拠もありません。シアンの砂浜を攻略できたらワカクサ本島に戻ってヒノアラシやカラカラを厳選するのが王道な気もします。でもせっかく料理という要素があるんだからそれを活かして攻略もしてほしいですよね。私が運営だったらそんな設計をするな~なんて思った今日この頃でした。