新ポケモン実装きちゃああぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!! その2。
バリヤード、ジュペッタ、ハガネールなどなど・・・。なんともいえない絶妙なラインのポケモンたちが新規実装される神ゲー、それがポケモンスリープ。
個人的には「原作で大人気!」というポケモンが実装されて盛り上がるのもいいですが、あまりスポットライトが当たってこなかったポケモンが実装されて性能談議で盛り上がるというのもこれまた良いなと思います。
前回はユキカブリとユキノオーについて考えましたが、今回はデリバードになります。デリバードの目の周りが黒いのはクマらしい。寝ろ。
基本スペック
- 睡眠タイプ:うとうと
こおり・ひこうタイプであることから「またぐっすりに追加されたらどうしよう」なんて考えましたがうとうとでした。
これまではポケモンのタイプごとで睡眠タイプが大まかに分かれており一部例外があるという感じでしたが、どんどんその例外が増えてきましたね。いずれはポケモンのタイプと出現する睡眠タイプとは関連性が一切なくなるんですかね? - とくいなもの:食材
食材の組み合わせはこんな感じ。
「ユキノオーは念願のとくせんエッグを集める食材タイプ!」なんてキャッキャウフフしてたらさらに上をいくポケモンが出てきました。ALLとくせんエッグにすることも可能で、しかも集める数がえげつない。
ほかに集める食材もすべてがすべて現状実装されているデザート・ドリンク週のレシピに重宝するものばかり。これぞデザート・ドリンク週の申し子。なんか無進化でデザート・ドリンク週に強いポケモン多いね。カイロスとかアブソルとか。 - メインスキル:食材ゲットS
有能と言われるスキルである食材ゲットS持ちとはなかなかやりますねこのサンタのコスプレをしているただの鳥。完全に食材特化ポケモンといっていい。残念なのは無進化ポケモンなので基本的にはスキルレベルが1止まりであること。でもそれでも発動すれば嬉しい。 - フレンドポイント:16
問題はこれ。そりゃあこんな破格のスペックをしているポケモン、そうやすやすと捕まえられはしないよね。さっき例に挙げたカイロスやアブソルと同じ。厳選もそう簡単にはできないので、優秀なデリバードを確保しようとするといばらの道。 - おてつだいスピード:2,500秒
スピードは早いです。2,200秒、2,400秒に次いで3番目の速さ。
同じ2,500秒にはヘラクロス、ウインディ、デンリュウがいます。2,400秒にはドードリオやリザードン、バクフーンが。2,600秒にはバタフリーやニンフィアがいますね。
考察
集めてくる食材から分かる通り、現状のレシピ前提で考えるならデザート・ドリンク週に特化したポケモンといえます。逆に言えばカレー・シチュー週やサラダ週は出番がほぼない。細かい考察はこれからしていきますが、この特化っぷりを冷静にどう考えるかが重要ですね。
プリンのプリンアラモードに必要なとくせんエッグの安定供給が可能
なんといっても現時点でのデリバードの圧倒的価値はこれ。
これまではプリンアラモード3食に必要なとくせんエッグ45個は複数のポケモンでなんとか賄ってきました。チルタリスとトゲキッスとかアーボックとデンリュウとかね。それがこのデリバード1匹で賄える計算になります。
同時実装されたユキノオーでも賄えはするのですが、サブスキルやせいかくで盛らないと45個は厳しい。一方デリバードはなんの上昇補正がなくともレベル30卵卵型で1日に約47個のエッグを集めます。この時点でとても優秀。
とくせんエッグのピンポイントでの補充が可能
プリンアラモードのように大量のとくせんエッグが必要ではないレシピはいくつかありますが、それらを1週間作り続けるためのエッグを1日起用で集めてもらうなんて運用も可能となります。
食材タイプの食材の組み合わせ、俗にいうすべて同じ食材となるAAA型や2種類を集めるABB型など、どの組み合わせがいいかは賛否両論あるところですが、ことAAA型の良さでいうと、欲しい食材を最短で集められるところにあります。
その点、とくせんエッグが欲しいときやストックしたい時に短期間だけ起用してとくせんエッグを集める運用ができるようになったのもデリバードの功績といえるでしょう。
とくせんリンゴ集めにも使える
こっちに可能性を感じている人もいるかもしれません。
とくせんリンゴを集める食材タイプにはアブソルやカイロスがいますが、リンゴ集めでいうと彼ら以外に候補ができたことになります。ちなみにデリバードはカイロスよりもほんの少しだけ多くリンゴを集めます。
現状デザート・ドリンク週はハズレ週
さて、ここまでデリバードageの内容を書いてきましたが、ここからは「こういう点も考慮して厳選するかどうか決めてね」という若干ネガティブ寄りの話。良いことも悪いことも両方把握したうえで厳選するんだ。
以下の記事の冒頭にも書きましたが、デザート・ドリンク週の料理エナジーはカレー・シチュー週、サラダ週と比較して全体的に少なめとなっています。なのでガチ勢は料理がデザート・ドリンク週になったらフィールドいどうチケットを使って料理を変えることすらします。
※ついでにフィールドいどうチケットを使った小技たちもどうぞ。
デザート・ドリンク週の最高峰料理でもあるプリンのプリンアラモードも、食材集めにかける労力の割にはエナジーがほかの週の最高峰料理と比べて低めとなかなかにハズレ。これらのことから、そんなデザート・ドリンク週のために急いでデリバードを厳選するかと言われれば少しばかり首をひねります。
ただ今後の料理アップデートでこの格差は解消される可能性もあるため、そこまで見据えるならデリバードはめちゃくちゃ有用。
ユキノオーで一部代替可能
プリンアラモードを作る際デリバード1匹でとくせんエッグ係を担当できるという話はしましたが、これはユキノオーでも代替可能です。
もちろんデリバードはレベル30無補正で約47個エッグを集める一方、ユキノオーが同じ数を集めるには食材確率アップMが必要になります。ただし厳選の難易度という観点からすると圧倒的にユキノオーのほうが楽。
そりゃあ短期間で一つでも多くのエッグを集めるという観点でデリバードの右に出るものはいませんが、現状実装されているレシピを賄うという観点ならユキノオーで十分。
厳選難易度が高い
これに尽きる。
フレンドポイント16はなかなかの高さですよ。阿鼻叫喚だったイワークと同じ数。もちろんイワークはきのみタイプで、このゲームはきのみタイプの方が優秀なのでイワークほどブーイングは起きないでしょうが、それでも食材タイプの中ではかなり優秀なのでこちらも相当数ブーイングを受けるはず。
ただでさえゲットまでに必要なサブレが多いのに、そこからさらに厳選要素が多いのが無進化食材ポケモンの特徴です。以下のカイロスの記事でも触れましたが、
- 食材の組み合わせ
- 食材確率上昇
- おてつだいスピード上昇
と、このあたりは他の食材ポケモン同様厳選したい要素ですが、加えて
- 最大所持数上昇
も欲しいサブスキルの一つになります。理想を追い求めればかなり厳選ラインが上がってしまう。
結論
というわけで、新たに実装されたデリバードについて思うところを書いてみました。
やはりデザート・ドリンク週の即戦力であることに間違いありません。この子がいるといないとではチーム構成の幅が大きく変わるでしょう。ただし捕まえるまで、そして厳選の難易度が高いことに加え、現状は優秀なデリバードを運良く捕まえられてもデザート・ドリンクの料理でエナジーを稼げないという悲しい事実があります。
まぁ料理アップデートでデザート・ドリンク週に新たな高エナジー料理が追加されるかもしれませんし、またリンゴやエッグを大量に使うカレー・シチュー、サラダレシピが追加されるかもしれません。なので先を見越してゆるりと厳選するくらいがいいかもしれない。必ず活躍の場はあると思うのでゆるゆるやりましょう。私はそんなテンションでおります。