ギャンブラー
賭博をする人、賭け事好きな人という意味の英語。 賭博師、ディーラー、相場師。 危険を恐れない人、という意味の英語。
ポケモンスリープにもギャンブラーはいます。私の𝕏のフォロワーさんにチーム5匹全員トゲキッス or トゲチックにしてゆびをふりまくっている人がいました。効率度外視で楽しみたいようにポケモンスリープを楽しむ。これぞポケモンスリープの醍醐味。
※メインスキルのゆびをふるのお話です。
※こんなことを言って効率ばかり追い求めるやつはガ〇ジ、はっきりわかんだね。
そんなギャンブラー御用達のポケモンですが、トゲキッスだけでなくピィ系(ピィ・ピッピ・ピクシー)もいます。ちょうど今朝そこそこギャンブルを楽しめそうなピィをゲットして浮かれていたのですが、いろいろ考えていくとピィ系はギャンブラーとしては微妙な気がしてきました。今回はポケモンスリープにおけるゆびをふるポケモンに関するお話です。
メインスキル「ゆびをふる」とは
詳細(といってもただ説明が書いてあるだけだけど)は以下の記事を見てほしいですが、
メインスキルであるゆびをふるは発動すると全メインスキルの中からランダムで1個を発動させるというギャンブラー御用達のスキルです。正直実用性はまったくありません。
ポケモンスリープとはいかに緻密な計画を立てるかが勝負のゲーム。あるときはきのみのエナジー比較をおこないチームに入れるポケモンを選んだり、またあるときは各ポケモンの食材確率とレシピに必要な食材数とをにらめっこしたり。そんな積み重ねがカビゴンの評価を少しでも上げることにつながります。
しかしこのゆびをふるはそんな考えとは対極にいる存在。ガチャを引いているようなもの。ずっと緻密なことばかり考えていても疲れるだけですしね。リサーチもガチャみたいなもんだしガチャって楽しい。一度ゆびをふるを使うと病みつきになります。
「ゆびをふる」を使えるポケモンは2種類
現時点でゆびをふるを使えるポケモンは2種類(進化前後はすべて1種類で換算)います。
よく見かけるのはトゲピー系ですね。特にトープ洞窟・ウノハナ雪原でぐっすりを出している人はそこそこ嫌いになるくらい見かける。方やピィ系はグッドスリープデー期間以外はほぼ見かけることがないレアポケモンなので、ゆびをふるポケモン=トゲピー系というイメージが強いかもしれません。
で、この記事を書いている日はちょうどグッドスリープデー期間でして、この期間に捕まえたピィがなかなかに面白い性能をしていたんです。
本日捕まえたピィが面白い性能をしていた
ピィの最終進化系であるピクシーはきのみタイプのポケモンの中では中位に位置するポケモン。まぁ強くもなく弱くもないといったところ。ただし唯一のフェアリータイプのきのみタイプ。今だとシアンの砂浜できのみ準エースとして活躍してくれるでしょう(オーダイル・ドードリオの次に活躍くらい)。
なので基本的に必要なサブスキルはきのみの数Sやおてつだいスピードになるわけですが、この子はきのみの数Sは持っていますが、せいかくでおてつだいスピードがDOWNするというかみ合っていない性能。正直多くの人はこの時点で博士送りにすると思う。ただ評価できるかも?な点が2点あります。
- リンゴをそこそこ持ってきてくれる
- スキルレベルアップMにより1度のスキル発動効果量がえぐい
リンゴをそこそこ持ってきてくれる
現状リンゴを集めてくる食材ポケモンはいるにはいるのですが、如何せんゲットする難易度が高いポケモンばかり。カイロスとアブソルですね。
そのためリンゴを一定数料理で使い続けようとすると、人によってはリンゴを集めてくるライチュウやラッタを起用したり、ポケモンゴープラスプラスと接続することで出現するナイトキャップピカチュウをあてにしたりと、なんとか工夫をしてリンゴを集めています。
今日手に入れた子もピクシーに進化させてレベル25まで育てれば、1日に約16個ほどリンゴを持ってきてくれる計算に。なので"そこそこのきのみ係兼そこそこのリンゴ係"として雇用してもいいかもなんて思いました。まぁ実はリンゴ係のカイロスもう持ってるんですけどね。
スキルレベルアップMにより1度のスキル発動効果量がえぐい
そしてもう1つ注目したいのがレベル25スキルのスキルレベルアップMです。これはメインスキルのレベルを2上げる神スキルで、ピクシーまで進化させればスキルレベルはなんと驚異の5となります。ギャンブラー歓喜。これを機にギャンブルに目覚めるかもしれない。風〇にはもう目覚めているのに加えてギャンブルにも目覚めるなんてやばいおっさんまっしぐら。
これらのことから私の頭の中は、
- 貴重なフェアリータイプのきのみ係としてそこそこ働いてくれそう。シアンの砂浜という活躍できるフィールドも既にあるし。
- リンゴ集めにもそこそこ使えそう。仮に好みのきのみじゃなくてもきのみの数S持ちのきのみタイプは最低限の働きは保証されているし。
- なによりゆびをふるのギャンブルが楽しそう。レベル5というのもでかい。好みのきのみでない、かつリンゴの需要が高いデザート・ドリンク週でなくてもギャンブルが楽しめるだけで十分だし。
「~し」という言い訳が多いですね。この言葉からも採用となる決定打がない個体であることが伺えますね。ポケモンスリープの厳選は狂気ですから。ある程度自分をだまさないとやっていけないのだ。がはは。
衝撃の事実が発覚
このピィ育てるか〜〜😅
— 獄炎の吉田 (@fireyoshida) 2023年11月27日
せいかく残念だけど、逆に言えばリンゴ統一だからリンゴ安定して集めてくれるし、なにより優秀なギャンブラーになれる🤪🤪🤪
今日のリサーチでもっと優秀な子が来なければこいつにしちゃおう🤪🤪ギャンブル万歳🤪🤪#ポケモンスリープ pic.twitter.com/btmg0F17D4
育成する気満々のルンルンおじさんがそこにはいました。
そんなおじさん、何を思ったか不意に手持ちのトゲキッスと比較してスキル発動回数を試算してみたんです。
両ポケモンの基本情報は以下です。
で、これらを基にスキル発動率を計算すると、なんとピクシーはトゲキッスの約6割ほどしか発動しないことが判明しました。そして私はトゲキッスを数週間使っていますが、おおよそ1日の発動回数は1~2回です。下振れれば0回。上振れても3回という具合。なのでこのデータたちから試算すると、ピクシーの発動回数の期待値は1日1回あるかないかくらいでした(ちなみにサブスキルとせいかくの構成は2匹ともほぼ同じ)。
さすがにですね、1日1回、そして発動しない日もあるとなると話は変わってきます。これまでいろいろこじつけてピクシーを使う理由を探してきたわけですが、育成する決断をする背中を押してくれたのがレベル5ゆびをふるの存在でした。すべてはギャンブルの楽しさを味わいたいから決断したまで。
そのスキルの発動回数がこれほど少ないとなると、おてつだいスピードのDOWNはデメリットしかないですし、別にリンゴはカイロスに集めさせればいいし。またシアンの砂浜の攻略はオーダイルがいますし、そもそもシアンの砂浜の攻略難易度はそれほど高くないのでほかのきのみタイプでごり押しも可能だし。え、このピィいらんやん。
というわけで、私は泣く泣くこのピィを博士送りにすることを決めました。まぁアメの数確認用に即送りはしませんが、上位互換のピィが手に入れば即バイバイします。
今回のことからわかることは、ゆびをふるを使いたいならトゲキッスを使おうということです。ピクシーはゆびをふるではなく(至極当たり前ですが)きのみタイプとして活用しましょう。まぁリンゴちょくちょく集める子としてもアリだと思いますけどね。でもギャンブラーとしては見込みが薄いことを記しておきます。ぐすん。ほんと厳選嫌。泣ける。